木曜日, 10月 14, 2010

だから止めようって

もんじゅ、設計ミスで装置落下か 調査長期化も
 装置をつり上げる器具の、ツメの部分を開閉する押し棒が回転してしまい、ツメが十分に開かなかったのが原因。ほかに14基ある同様のつり上げ器具と比べ、押し棒の回転防止策が不十分だったことが分かり、原子力機構は今月1日に公表した「中間報告」で、回転防止措置の不備が「(落下の)直接原因」とした。
 要はあまりにシステムが大規模になりすぎて、チェックしきれないところが出てきた、ということ。これはナトリウム漏れ事故を起こした温度計のさや管の設計ミスと同じ構図

 人間は完全ではないので、必ずミスをする。大きなシステムは必ずミスがどこかに残る。なので飛行機もたまには落ちて100人単位の人が死ぬ。が、原発関係で大事故がおきれば、直接死ぬ人は100人単位かもしれないが、命に関わる影響を受ける人の数は桁が二つぐらい平気で増える。

 もうすっぱり諦めようよ。原型炉でこれだけ手間取ってるんだから、商業運転なんか絶対ペイしないって。

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 先日、某所でちょっと怖い話を聞いた。古い原発(=日本のかなりの数の原発)では VAX とか PDP が現役だそうな。保守部品は中古のパーツをストックして回しているとか。
 もんじゅの試運転開始が20年近く前だから、当然そのころのコンピューターシステムの一部は現役で動いているはずで、順調にいってもあと数年は使いつづけるわけだ。

 勘弁して欲しい。
 

水曜日, 10月 13, 2010

It's showtime!

 今日たまたま昼食に入った店でカウンターに座ると、正面にテレビがあった。で、予定内容を変更してチリ鉱山落盤事故の救出作業の模様を流していた。

 素晴らしいことだと思うよ。思うけど、地球の裏側の話をそこまでしてテレビで流す必要があるかなぁ。

 なんだかなぁ。

J-COM のアナログ放送が終わった

 嗚呼

火曜日, 10月 12, 2010

快挙なんだろうけど

コンピューター将棋が女流王将に勝利
将棋の清水市代女流王将と情報処理学会のコンピュータ将棋システム「あから2010」の対戦が2010年10月11日、東京大学本郷校舎で行われ、後手のあからが86手で勝利した。コンピューター将棋システムが公式の場でプロ棋士を破ったのはこれが初めて。

 あからは10の24乗をあらわす言葉で、将棋の局面の数に近いことにちなんで命名された。4つの将棋ソフト「激指」「GPS将棋」「Bonanza」「YSS」が出した指し手を受け取り、最も多い手を最終的な結論とするシステムで、演算にはIntel Xeon 2.80GHz 4コアを109台、Intel Xeon 2.40GHz 4コアを60台、合計169台(676コア)で構成される東京大学のクラスターマシンを使用した。
 寄って集って、金に任せて女性をなぶり者にした、という感がぬぐえんなぁ。

 しかし、まぁ、船頭多くして、ちょっと泥の川を往きそうになったらしいが、山に登らなかったのは立派。

 このままムーアの法則が続けば(ほぼ確実に続くんだろうが)、一番強い人間に勝つのも時間の問題。そういう意味ではつまらん。

 

月曜日, 10月 11, 2010

中札内美術村・六花の森にいってきた

LDD KUSHIROに行った帰り、中札内を回って中札内美術村・六花の森に行ってきた。

 以前テレビで紹介している番組があり、借景というか、床から天井までの大きな窓の向こうに原生林を見せる窓というか壁があって、それを一度見たいと思っていた。
 思っていたのだが、札幌からだとギリギリ日帰りの出来ない距離だったので今まではいけなかったのだが、高速道路もだいぶつながったので LDD も兼ねて行ってきた。

日曜日, 10月 10, 2010

ステラ オイル・オイルフィルター交換

 去年のオイル交換からほぼ一年経ったのでステラのオイル交換。今回は2度目のオイル交換なのでオイルフィルターも変えた。
 取り説によれば 5000kmか半年の早いほうで交換なのだが、距離も乗っていないし無理な走り方もしていなので一年ほど引っ張った。ドレンから落ちるオイルを見る限り、黒くもなく透明感も残っていてまだまだいけそうな感じ。

映画:第9地区

 テレビの CM を見て気になっていたのだが、そのときはそれっきり忘れてしまった。

 DISAS で見たいものがなかったので、思い出して借りてみた。

 オイラ的にはなかなか難解な映画。荒唐無稽で日本ならギャグにしかならないような SF の設定をシリアスなドラマに仕上げている。最後の最後にちょっとだけ希望もあるが、あんまりスカッとする映画ではない。もし、うちの父親が生きていればとうとうと道徳じみた解説をしそうな話で到底ハリウッド臭くない。

 それでも Wikipedia によれば、日本での公開前に興行収入だけで制作費の7倍近く稼いだそうだ。外人さんはこの手の映画がお好きなのだろうか?

 DOOM(古い?)のように、人間が飛び散るシーンがあるが、この映画 R指定がない。これぐらい現実離れしているとなんでもありか?