土曜日, 3月 20, 2021

本:「地球温暖化」の不都合な真実

 だいぶ前に読んだ本の影響で「二酸化炭素による地球温暖化」は出鱈目だと思っているので、それ系の本を図書館から借りてきて読んだ。

 本書では地球温暖化に対する脅威派と懐疑派に分けて、懐疑派の立場で「二酸化炭素による地球温暖化」を攻撃している。 著者は長らく地球温暖化に対して懐疑派の立場でマスコミに身を起き、連邦議会のスタッフとして働いたこともあるそうな。

 内容は、基本的に脅威派の主張を述べた後に、そのバカバカしさをあげつらい、否定する根拠を列挙する形になっている。そしてそれぞれの内容は出典が注釈で示されるのだが、その注釈の数が1000を超えるそうだ。その注釈リストは日本語版では出版社のサイトで PDF ファイルとして公開されているが、これだけで143ページもある。力作である。