図書館に居眠り磐音を借りに行ったら、読んでないのが無かったので、隣の新書の棚からタイトルを見て借りた本。
アル中ではない、というか、身体的依存はなく、連続飲酒の状態になることも無いが、ほぼ毎日酒を飲み、度々ブラックアウトするフリーライターの著者が、色々と取材を繰り返し、何とか適正飲酒にたどり着くまでの道が書かれた本。
著者本人がいくつかの専門機関に相談にいったり、アル中一歩手前の人たちを何人か取材している。女性が多く、違うなぁ、というのも多いが、「アル中一歩手前」という面では他人とは思えない人も多い。
アルコール依存症の診断が付いてしまうと、今の日本では「断酒」以外の選択肢が無いそうだが、「一歩手前」で踏みとどまって2-3歩後ずさりできれば、おいしいお酒を飲み続けられる。
著者はそれに成功している。今のところ。
ここ数ヶ月、ほとんど毎日飲んでいたのだが、この本を読み終えてから5日間断酒し、金曜日に飲んでから、今日までまた三日間断酒している。
おいしいお酒を飲み続けるために、お酒を断って頑張ろう。
そのために、この本は手元に置いて、時々読み返したい。
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