どこで見つけたかは忘れた。ただ、著者の竹原氏が、日本人としてはかなり重い階級のボクシングの元世界チャンピオンと知っていたのと、ボコボコ相談室を見ていたのでこの本を読む気になったのだと思う。
内容は癌の闘病記。頻尿・血尿で一年病院通院しながら癌を見落とされ、抗がん剤⇒膀胱全摘・自分の小腸を使った新膀胱->手術後2年目の検査で転移無しで一安心、というところまでが大きな流れ。
ボクシングの世界チャンピオンになった人でもここまでメンタルがやられてしまうのか、と思ったり、手術直後に痛め止めが効かずに「苦しい!苦しいよ~!!」と叫ぶところでは、強面の竹原氏を思い浮かべながら思わずクスっとしてしまったり。
他人事だから気楽に読めたが、自分が癌になったらどうなるだろうか?状況がまったく違う - 子供もいないし、家族もいない、年齢も違う - から何とも言えない。
まぁ、それなりに節制した生活を送りつつ、なったらなったでその時に考えよう。
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