一年前に「ルポ貧困大国アメリカ」を借りたのだが、読みたい本が回ってこないので図書館で借りてきた。
なかなかハードな内容というか、ハードな国のようだ、アメリカって。
大学に通うには大金が必要、大半の大学生はローンを組むしかない。が、大学を出てもまともな仕事に就くのは難しい。
年金は破たん。まともな職場を退職して医療保険がなくなると、病気になるとアウト。
アメリカの状況は数年遅れで日本にやってくるといった人がいる。この本、2010/10 に出版されたのだが、日本も大学の状況はかなり近い。年金と医療はほぼ限界。なんとか持ちこたえてくれると良いのだが...
まぁ、これを読めば今の大統領選でトランプとサンダースが有力候補になった理由もわかる。
内容的にはちょっと古い情報が多いのが気になったが、普通は見えない面を見せてくれた本。
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