土曜日, 9月 10, 2022

レビュー:ASUS Chromebook C223NA

ASUS Chromebook C223NA を安く買えたのだが、意外と気に入ったのでレビュー


購入のきっかけ


・そろそろ Chromebook がほしかった

  • 機種が増えたが、あまり話題に上らなくなった。コモディティ化しつつあると見た

ネットで安い Chromebook を見つけた

  • この手の記事は、普段は記事を見たときには売り切れることが多いが、今回は残ってた

  • メーカー整備済み中古品 11,800円+送料 1,320円=13,120円(税込み)

  • ダメ元で買える金額

・CPU Celeron N3350/RAM4G/重量1kg以下

  • ATOM Z8300/RAM2G/重量1.1kg の dynabook tab S60 は持っていたが、動作が重く不満があった



用途

・暑い日に、冷房の無い自宅を離れ、冷房の効いた店でブログを書く

  • 今までは ThinkPad X220dynabook tab s60 か Vostro 15 3000(3568) (dell の普通のノートPC)

  • X220 はちょっと重く、小さなテーブルで使うには微妙に大きい

  • S60 は少し動作が重いのと、タッチパッドが小さく使いにくい

  • Vostro 15 は大きすぎて、テーブルの大きな店以外では使えない


箱を開けて

・筐体はすべてプラスチック

  • 価格なり

・天板は、艶ありでアルミっぽく見える。

  • パッと見、高級感はあるが、手の脂が目立つ+傷が(付きやすそう+目立ちそう)。個人的には ThinkPad の艶無しが手の脂が目立たず、傷も目立たなそうで好き

・小さめのリュックに入って扱いやすい

  • 大きさは X220(ほぼA4) > C223NA > S60(ほぼB5)

  • 重さは X220(1.5kg) > S60(1.1kg) > C223NA(1kg)

・液晶の縁は狭くはない

  • が、左右方向は気持ち狭めで、まぁまぁ 

・LCD は IPS ではない

  • 視野角はギリギリ使える感じ

・天板のヒンジの開き角は大きめ

  • X220 は天板が180度開くので問題ないが、S60 は天板側にもバッテリーがあるため開き角が小さく、液晶が見にくいことが多い

使ってみて

・キーボードはまぁまぁ

  • 基本は Windows 配列

  • キーピッチは19mm、右側のキーも、'¥'と Return 以外はサイズが変わらず、違和感が殆ど無い。S60もキーピッチは19mmなのだが、右端2列のキーが細く、少し違和感がある

  • 最上段は 'Fx' ではないオリジナルの機能を割り当てている。ちょっと慣れが必要

  • キータッチは価格並だが、チャタリングとか、押しても反応しない、押しにくいとかはない

  • Backsapce はあるがDelete はない。ただし Delete のショートカットはあるが忘れた ><

  • 日本語切り替えは、'英数'で半角、'かな'で全角切り替えができる。ただし、スペースバーが普段遣いのキーボードより左に一文字分長いので、意識しないと'英数'ではなくspace を押してしまう

・タッチパッドは可もなく不可もなく

  • 最近はやりの極端に大きいタイプではないが、S60よりはだいぶ大きい

  • 2本指の上下スクロールの向きだけは変えた

  • あまり複雑な使い方をしないせいか、特に違和感を感じない

・OSの動作は、ちょっと重いが問題なし

  • モバイル系の PC は Intel Atom の N450 から Z8350 まで何台か持っているが、Windows 10 /Z8300/2G RAM の S60 よりだいぶ動きが軽い

  • アプリの立ち上がりや切り替えはちょっともたつくが、ブラウジングや google ドキュメント、google スプレッドシートを使う分には、立ち上がってしまえば問題なし

  • 日本語入力も引っかかったりしない

  • Windows の場合、長期間使っていなかったあとに起動すると、長々とディスクスキャンするが、それがない。ノートパソコンは数ヶ月に一度しか使わないことも多いので、ありがたい

  • 他機種に乗り換えても、環境がまるまる引き継げるのはありがたい。故障して新しい機種に乗り換えても、環境設定の時間がほとんどゼロになる。出張中でも、最悪、新しい Chromebook を買えば OK。この安心感は大きい。


・道具感があっていい

  • デザインに高級感はあまりないが、その分、道具感があって割と好み。C223 と比べると S60 は高級感はあるのだが、結構使いにくい。

・急速充電可能

  • ACアダプターが20V/2.25A/45Wまで対応の USB PD。充電時間は4時間。S60 は 5V/3A/15WのUSB AC アダプタで充電時間は8時間。どちらも丸一日出先で使ってバッテリーの心配をすることは無いが、C223NA は出先の継ぎ足し充電でも充電量が多そうで安心感がある


まとめ

 モバイルPCとしては X220 と S60 を持っていたのだが、どちらも帯に短し襷に長し。X220 はちょっと重くて気軽に持ち運ぶには少し気合が必要で、安い飲食店の狭いテーブルで使うには微妙に大きい。バッテリーも2時間程度しか持たないので、一日持ち歩く場合は、電源の心配をする必要がある。S60 は重さの面では問題ないのだが、微妙にキーボードが使いにくく、タッチパッドも小さくて使いにくく、タッチパネルも画面が小さすぎるので押しにくい。また、ATOM Z8300/2G RAM では Windows 10 に対して明らかに力不足。筐体側面に電源スイッチ/ボリュームスイッチが付いているのも、ケースに入れずにリュックサックに放り込むには若干抵抗がある。

 その点 C223 は、大きさが絶妙で、小さなテーブルの上でも何とか使え、キーボードもタッチパッドも違和感がほぼない。出先でのちょっとしたテキスト入力や Web ブラウジングなら、バッテリーを気にせず丸一日不自由なく使えそうな感じである。長めの旅行や出張には厳しいが、日常の持ち歩きには充分使えそう。

 もちろん、まともなモバイルPCなら、性能的に我慢せずに使えるだろうが、1kg以下のモバイルPCはお値段が10万円を軽く超えるだろう。それを考えれば13,120円(税・送料込み)でこの性能は充分価値がある。


 そう、13,120円なら。価格.com によれば、初値は32,262円(2020/6)で現在(2022/9)は1店舗だけ扱っていて24,800円。


 うーん、出せても2万円かなぁ。それ以上なら我慢して X220 か S60 を使う ><


追記

 ここまで長々とレビューを書くほど気に入ったのは、多分、キーボード入力に違和感が無かったこと。キーボードと物理的に相性がよく、日本語入力(かな漢字変換)に引っかかりが無かったことだと思う。

 

追記2

 2022/09 現在、まだ購入先のじゃんぱらに商品が残っているのだが、その広告がこのブログに出てくる。google 、スゴい

0 件のコメント: