ASUS Chromebook C223NA を安く買えたのだが、意外と気に入ったのでレビュー
購入のきっかけ
・そろそろ Chromebook がほしかった
機種が増えたが、あまり話題に上らなくなった。コモディティ化しつつあると見た
この手の記事は、普段は記事を見たときには売り切れることが多いが、今回は残ってた
メーカー整備済み中古品 11,800円+送料 1,320円=13,120円(税込み)
ダメ元で買える金額
・CPU Celeron N3350/RAM4G/重量1kg以下
ATOM Z8300/RAM2G/重量1.1kg の dynabook tab S60 は持っていたが、動作が重く不満があった
用途
・暑い日に、冷房の無い自宅を離れ、冷房の効いた店でブログを書く
今までは ThinkPad X220 か dynabook tab s60 か Vostro 15 3000(3568) (dell の普通のノートPC)
X220 はちょっと重く、小さなテーブルで使うには微妙に大きい
S60 は少し動作が重いのと、タッチパッドが小さく使いにくい
Vostro 15 は大きすぎて、テーブルの大きな店以外では使えない
箱を開けて
・筐体はすべてプラスチック
価格なり
・天板は、艶ありでアルミっぽく見える。
パッと見、高級感はあるが、手の脂が目立つ+傷が(付きやすそう+目立ちそう)。個人的には ThinkPad の艶無しが手の脂が目立たず、傷も目立たなそうで好き
・小さめのリュックに入って扱いやすい
大きさは X220(ほぼA4) > C223NA > S60(ほぼB5)
重さは X220(1.5kg) > S60(1.1kg) > C223NA(1kg)
・液晶の縁は狭くはない
が、左右方向は気持ち狭めで、まぁまぁ
・LCD は IPS ではない
視野角はギリギリ使える感じ
・天板のヒンジの開き角は大きめ
X220 は天板が180度開くので問題ないが、S60 は天板側にもバッテリーがあるため開き角が小さく、液晶が見にくいことが多い
使ってみて
・キーボードはまぁまぁ
基本は Windows 配列
キーピッチは19mm、右側のキーも、'¥'と Return 以外はサイズが変わらず、違和感が殆ど無い。S60もキーピッチは19mmなのだが、右端2列のキーが細く、少し違和感がある
最上段は 'Fx' ではないオリジナルの機能を割り当てている。ちょっと慣れが必要
キータッチは価格並だが、チャタリングとか、押しても反応しない、押しにくいとかはない
Backsapce はあるがDelete はない。ただし Delete のショートカットはあるが忘れた ><
日本語切り替えは、'英数'で半角、'かな'で全角切り替えができる。ただし、スペースバーが普段遣いのキーボードより左に一文字分長いので、意識しないと'英数'ではなくspace を押してしまう
・タッチパッドは可もなく不可もなく
最近はやりの極端に大きいタイプではないが、S60よりはだいぶ大きい
2本指の上下スクロールの向きだけは変えた
あまり複雑な使い方をしないせいか、特に違和感を感じない
・OSの動作は、ちょっと重いが問題なし
モバイル系の PC は Intel Atom の N450 から Z8350 まで何台か持っているが、Windows 10 /Z8300/2G RAM の S60 よりだいぶ動きが軽い
アプリの立ち上がりや切り替えはちょっともたつくが、ブラウジングや google ドキュメント、google スプレッドシートを使う分には、立ち上がってしまえば問題なし
日本語入力も引っかかったりしない
Windows の場合、長期間使っていなかったあとに起動すると、長々とディスクスキャンするが、それがない。ノートパソコンは数ヶ月に一度しか使わないことも多いので、ありがたい
他機種に乗り換えても、環境がまるまる引き継げるのはありがたい。故障して新しい機種に乗り換えても、環境設定の時間がほとんどゼロになる。出張中でも、最悪、新しい Chromebook を買えば OK。この安心感は大きい。
・道具感があっていい
デザインに高級感はあまりないが、その分、道具感があって割と好み。C223 と比べると S60 は高級感はあるのだが、結構使いにくい。
・急速充電可能
ACアダプターが20V/2.25A/45Wまで対応の USB PD。充電時間は4時間。S60 は 5V/3A/15WのUSB AC アダプタで充電時間は8時間。どちらも丸一日出先で使ってバッテリーの心配をすることは無いが、C223NA は出先の継ぎ足し充電でも充電量が多そうで安心感がある
まとめ
モバイルPCとしては X220 と S60 を持っていたのだが、どちらも帯に短し襷に長し。X220 はちょっと重くて気軽に持ち運ぶには少し気合が必要で、安い飲食店の狭いテーブルで使うには微妙に大きい。バッテリーも2時間程度しか持たないので、一日持ち歩く場合は、電源の心配をする必要がある。S60 は重さの面では問題ないのだが、微妙にキーボードが使いにくく、タッチパッドも小さくて使いにくく、タッチパネルも画面が小さすぎるので押しにくい。また、ATOM Z8300/2G RAM では Windows 10 に対して明らかに力不足。筐体側面に電源スイッチ/ボリュームスイッチが付いているのも、ケースに入れずにリュックサックに放り込むには若干抵抗がある。
その点 C223 は、大きさが絶妙で、小さなテーブルの上でも何とか使え、キーボードもタッチパッドも違和感がほぼない。出先でのちょっとしたテキスト入力や Web ブラウジングなら、バッテリーを気にせず丸一日不自由なく使えそうな感じである。長めの旅行や出張には厳しいが、日常の持ち歩きには充分使えそう。
もちろん、まともなモバイルPCなら、性能的に我慢せずに使えるだろうが、1kg以下のモバイルPCはお値段が10万円を軽く超えるだろう。それを考えれば13,120円(税・送料込み)でこの性能は充分価値がある。
そう、13,120円なら。価格.com によれば、初値は32,262円(2020/6)で現在(2022/9)は1店舗だけ扱っていて24,800円。
うーん、出せても2万円かなぁ。それ以上なら我慢して X220 か S60 を使う ><
追記
ここまで長々とレビューを書くほど気に入ったのは、多分、キーボード入力に違和感が無かったこと。キーボードと物理的に相性がよく、日本語入力(かな漢字変換)に引っかかりが無かったことだと思う。
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