SUBARUのフォレスターを試乗してきた。今乗っているSUBARUのXVは2012年式で、発売当時に試乗もせずに予約して買った、11年と半年モノである。が、走行距離が33,000km程度なこともあり、特に不満はないのだが、先日、23泊24日の車中泊旅行をしてきてちょっと窮屈だったのと、さすがに11年を超えたので故障や部品供給などの不安もあり、ちょっと大きめのSUVへの買い替えを検討している。
こんなタイミングでSUBARUのディーラーからフェアーのDMが来たので、試乗に行ってきた。車はX-EDTION、e-BOXER、走行距離860km である。本当はターボに乗りたかったのだが仕方がない。レイバックの試乗車もあり、ターボのフィーリングを知りたければそちらをといわれたが、ターボに乗りたいのは e-BOXER が嫌だからなので、まずはフォレスターを知らなくてはならない。ということでフォレスタの試乗をさせてもらった。ちなみに「いつもお世話になっていますので」ということで、鍵をもらって「30分程度、自由に乗ってきてください」となった。
ディーラーの駐車場でラゲージルームの広さを確認し、裏道を通って家まで戻り、自宅車庫にいれてサイズ感を確認。帰りは幹線道路を通ってディーラに戻った。
以下、11年落ち、走行33,000kmのXVとの比較になるが、
・狭いところの取り回しは問題なし
乗用車がすれ違うのにちょっと気を遣うような狭い道でも、XVとほとんど同じ感じで運転できる。全幅はXVが1785mm、フォレスターが1815mm、最小回転半径はXV5.3m、フォレスター5.4m、ホイルベースはXV2640mm、フォレスター2670mm。全幅では30mm(指二本分)しか違わないのでほとんど変わらないともいえるのだが、フォレスターの方が大きいは大きい。ただ、XVよりボンネットの端が見えたので車幅をつかみやすかった気がする。
・高級感はある
新車と11年落ちの車を比べるのは酷だが、それ以上の差を感じた。
・ロードノイズはほとんど聞こえない
XVは純正のサマータイヤではロードノイズが大きく、エンジン音がほとんど聞こえないのだが、試乗車ではロードノイズがほとんど聞こえず、エンジン音の方がよく聞こえた
・ちょっと加速しようとするとエンジン回転数が3000回転ぐらいになるが、そうすると機械的なエンジン音が結構うるさい。
ちょっとアクセルを踏むとエンジンが3000回転ぐらいまで回るのだが、機械的な音が車の前の方から聞こえてくる。オーディオのボリュームを調整しようとは思わないので、音量自体は大きくないと思うのだが、安っぽい感じでいただけない
・ハンドルはちょっと軽い。それに伴い戻りはちょっと弱い。
XVよりはちょっとハンドルは軽い。それに伴ってか、ハンドルを切った後、自分で戻る力も弱い。自分ではほとんど戻らない感じ
・ラゲージルームで胡坐座りをすると、ギリギリ上体を起こせる
・e-BOXER は特に違和感なし
事前にネットで調べた限りではe-BOXERは運転していて不自然に加速する時があるような情報があったのだが、20分ほど乗った限りでは特に違和感はなし。ただ、モーターだけで走ることがほとんどなかった。発進する時の0->5km/hぐらいまでしかモーターだけで走ることはなかった。
フォレスター、かなり満足感はあった。e-BOXER はバッテリーが二つ乗っているのが難点なのだが、そこに目をつぶれればまぁ我慢できる範囲。あとは同価格帯のCX-5とRAV4にも乗ってみたい。ただ、XVの下取り査定とCX-5(1845mm)->RAV4(1855~1865mm)と全幅が大きくなることを考えるとフォレスターが第一候補ではある。
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