木曜日, 11月 12, 2009

本:ものつくり敗戦 「巧みの呪縛」が日本を衰退させる

 なにで知ったのかは覚えていないが、かなり前に図書館に予約して、忘れた頃に手元にやってきた。

 とっても難しい本、大学の工学部の基礎講座かなにかで三ヶ月とか半年とかかけてやりそうな内容。おまけに日本語もわかりにくい。手馴れたライタがリライトすれば、もう少し読みやすくなっただろうに。

 特に前半が難解で普通なら挫折するところだったが、意外な文脈でマクスウェルとかシャノンとかフォン・ノイマンとかの聞き覚えがある名前が出てきたおかげでなんとか乗り切ることが出来た。半分ぐらいしか理解できていないと思うが、それでも「科学」と「技術」ちがいはなんとなく理解できたとおもう。どうせなら「研究」と「開発」の違いも書いてくれるとありがたかったのだが。

 後半はだいぶわかりやすくなったが、それでもかなり難解。理解できた部分でも同意できる部分と同意できない部分が半々ぐらい。
 一番しっくりこないのは、労働集約型技術に「匠」や「技」が必須と考えているらしいこと。工場の派遣労働者や女工哀史で語られる工員がそんなものを持っているとは考えにくい。
 ソフトウエアついても認識がおかしい。第三章の終わりにこんなことが書かれている。
 次に、ソフトウェアは完全に普遍化された技術ということである。作られた瞬間だれでも理解し真似をすることが出来る。ある形状のノズルをミクロンの精度で深絞りする技術は、製作者個人の力量に属するものであり、他人が一朝一夕で真似することは出来ない。ソフトウェアはこれと異なり、一定レベルの知識があればだれでも理解できるし真似も出来る。名人芸とは対極の性格であると言ってよい。後に述べるように、日本がソフトウェアで突出した人材や成果を生み出せないのは、ここから来ている。

 逆だろう。

 本書の最初の方で、三菱東京UFJ銀行が基本勘定系のソフトウェアの統合に三千億円かけた例が書かれている。仮にこのうちの半分(一千五百億円)が人件費として、一人月百万円でエンジニアを雇ったとすると、十五万人・月ということになる。開発期間が一年だとすれば、一月あたり12,500人である。期間限定のプロジェクトにこれだけの人材を集められるのであれば、それらの人材の大部分は「普遍的」すなわち飛びぬけて優秀ではないと筆者が考えても不思議ではない。ただ筆者が勘違いしているのはこのプロジェクトは「突出した成果」ではないということだ。
 いや、これほどの規模のプロジェクトを成功させるのがどれだけ大変かはわかるが、海外に輸出して外貨を稼げる性質のものではない。
 たとえば google を考えてみるとよい(今のあそこがソフトウエア会社かというのはちょっとおいといて)。世界中から優秀な人材(技を持った匠)を集め、社内で少人数のプロジェクトをいくつも立ち上げ、世界的な競争力を持ったシステムをいくつも立ち上げていく。ついでに言えば、扱っているのはインターネットと自然言語という著者の言う「複雑さ」と「不確かさ」の極にあるものだ。
 オープンソースのプログラムも、有名なものは大抵名の通ったプログラマが一人や二人はいる。この本の著者は、OSS なくしてインターネットが立ち行かないことを理解していないのではなかろうか?
 
# もっとわかりやすいのは、これだろう。これだけのものを一時間でやるというのは一朝一夕で出来るものではない。もっともこれに限っていえば、技よりは芸だろうが (^^;

 結局日本のソフトウエアが、ほとんど国際競争力をもてないのは、技や匠が必要な世界に人海戦術で挑んでいるからではなかろうか?

 オイラの専門分野でこれだけ考え方が違うと、あまりよく理解できない他の部分の信憑性もかなり落ちてしまう。
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 苦労して読んだ割には満足感にかける。多分に消化不良。80冊もある参考文献のなかには気になるものもあるが、それらを読破していくほどヒマでもない。

 時間の無駄だったとはいわないが、読まないほうがよかった気がする珍しい本。
 

水曜日, 11月 11, 2009

英語勉強中:Z会教材が届いた

 インターネットで8日(日)に申し込んだら、9日発送で10日に届いた。

 箱を開けると全体を見通す説明を書いた紙がない。よくよく調べていくと、ネットでマイページにアクセスして小さなボタンを押して開いた PDF にあった。なんとも不親切。

 最初にやるのは実力判定テスト。本番と同じ時間で同じ量の問題を解く。最後にもあるそうだが、これで合計4時間。週5時間のスケジュールだから、これでけでほぼ一週分のボリュームがある。

 で、結果だが...。最近サボっていたせいか、正答率は 50%

No. 送信予定日 実施日 総合 Part
I
Part
II
Part
III
Part
IV
Part
V
Part
VI
Part
VII
解答フォーム
/判定結果
(年/月/日) (年/月/日)
1
Prep800 2009/11/12 2009/11/11 50% 50% 53% 53% 53% 22% 58% 67% ※下記表示
合計
50% 50% 53% 53% 53% 22% 58% 67%

 うーん、ひどい。何の準備もしていかったとはいえ...。Part 5,6 8割り方適当に埋めた。まぁ、Reading はほとんどしていなかったからこんなものか。それよりもショックだったのは listning 。ほぼ毎日、NHK の英語講座かアメリカの TV ドラマの英語を最低 30分は聞き流していたのだが。全く効果がでていない。

 今回申し込んだ「TOEICテスト800対策」は TOEIC スコア 700点前後の人が対象なんだが、大丈夫だろうか?

市橋とか森繁とか結婚詐欺がらみの不審死より

 こっちの方が問題じゃないですか?

【島根 女子大生遺棄】大腿骨に血液や肉片の付着なし 残忍な手口の解明急ぐ

 なにせやった奴はまだ野にいるんだから。

仕事探し:職安の求人は、

 職安の求人に2週間前の木曜日に応募した。郵便局では、市内だから翌日には届くだろうといわれた。
 電話で問い合わせたときに「ブログがあったら、経歴書に書いといてください」といわれたのだが、ブログを見に来た気配がない。おまけに、翌週早々には求人自体が消えていた
 求人表には採否決定は七日後とあったのだが、翌金曜日まで連絡はなし。念のために週明け火曜日まで待って電話で問い合わせると、「担当者が外出中なので、折り返し連絡します」とのことだったが水曜日になっても連絡なし。

 電話一本かけて「不採用です」っていうのがそんなにイヤかね。そんなんだったら最初から求人なんか出さなきゃ良いのに。

 ちなみにその会社、業務内容に「web システム製作、ホームページ製作」があるのに自社 HP は、外注から届いた雛形をそのまま公開していて、文章も雛形のまま。最初なかった Works とか System に、やっとコンテンツが入ったが、System の文章内には全く別の会社名が入っている。これも雛形をそのまま公開しているんじゃなかろうか?

 いい加減な会社だ。ま、だから未経験の45歳でも入れる可能性があるかと考えたのだが。

 求人がまだ出ていれば、職安にクレームをいれれば、職安から電話の一本でも行くだろうが、求人はすでに取り下げてしまっている。

 求人票には「応募書類返却 有」とあるので、ねじ込んでやる手もあるのだが、エネルギーの無駄か。

 次いこう、次。

 

火曜日, 11月 10, 2009

すげー

 RAD・IDEやフレームワークを使うわけではなく、Win32API + gcc + フツーのエディタ で、ツールをインストールするところから始めて一時間ちょいだと。それでいてバリバリの Windows 屋さんというわけでもないらしい

 こういうのを見ると、ちょっと嫉妬しちゃうなぁ。

 プログラマの生産性を測るときの、わかりやすい標準器がひとつ出来たわけだが、こういうのと比べると、10倍の差が簡単にでるなんてことはわかってもらいやすいんじゃないだろうか?
 

だめじゃん

脳科学者の茂木健一郎氏、4億円申告漏れ 多忙で払えず?

 自分の人生、ライフハック失敗しちゃ。

うるおい治療体験記 1日目


 昨日、転んで膝をすりむいた。で、その傷にうるおい治療をやってみた。

 昨日ケガを水道水で洗った直後は「ここに直接ラップを巻いてそれだけ?とても無理!」と思い、いつものように表面を乾かしてからフツーの生活をしようと思ったのだが(普段から絆創膏は使わないし、この大きさに使える絆創膏を持っていない)、乾かしているうちに、足の付け根に違和感が来た。おそらくリンパ節が腫れていると思うだが、いつもの調子だとこの違和感は歩くのに影響が出るほどの痛みに変わり、それが何日か続く。そうなると頭もボーとしてきて日常生活にも影響がでてくる。
 傷口をラップで包めば少なくともズボンが傷口に直接接触することだけは防げるだろうと考え、うるおい治療を試すことに。

 テープがなかったのでラップ(大)で膝全体を 1.5-2回ほど巻いて上と下を輪ゴムで閉じただけ(最初の写真)。
 そのあとはスエットを履いて、家の中で普通に(というか、ちょっとした大工仕事をして)一日すごす。最初の1-2時間軽い痛みはあったが、それ以降は傷口からと思われる痛みはほとんどなし。膝の曲げ伸ばしは痛いのだが、痛みのもとは擦り傷ではなく、転んだときにぶつけて痣になっているあたり。
 足の付け根の違和感は消えはしなかったが、悪化することはなく、何かに気を取られると忘れてしまうぐらいのレベル。頭の方は、普段よりボーとするレベルがちょっと多いかなぁ、という感じ。

 翌朝起きると、膝の裏がかゆい。見るとラップの中が曇っている。うるおい治療として良い状況なのだろうが、蒸れてしまったのと、輪ゴムで締め付けられたせいで膝全体がやたらかゆい。

 ラップを外すと中はこんな感じ。なんだかずいぶんキレイになったんじゃない?見比べてみると、傷の大きさもずいぶんと小さくなったような?

 経験上、この手の傷は完全に治るまで一週間以上かかる。それを考えるとこのペースは悪くない。
 かゆいのを我慢してもう少しつつけて見よう。

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 参考までに、転んだときについたあごの傷。こちらは通常の乾燥治療で二日目。一部かさぶたがはがれている。