月曜日, 3月 01, 2021

本:震える牛

 「Exit」「不発弾」「デフォルト」と続いた相場英雄4冊目。MBAが春休みになって時間があるので、読書量が増えた。いや、やることはいっぱいあるのだが。

  デフォルトのように軽すぎず、ノースライトのように重すぎず、バランスの良いミステリ―。大手流通業者創業家出身の国務大臣とか、かなりヤバい食肉加工業者の内部告発がなかなか表にでないとか、いろいろとリアリティがあって、現実にありそうな話に感じさせる。警察の内部事情も、ハコヅメを読んでいるせいでよくわかる。

  もう少し重ための方が好きだけど、面白い本でした。

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