火曜日, 6月 06, 2023

羊蹄山登山記 2023-06-05


  今年は富士山に登りたいと思っているので、トレーニングのために、羊蹄山登山。羊蹄山には5年以上登っていないのだが、今年はすでに3回藻岩山に登っているので、体力的には問題ないと判断。 

 羊蹄山を登るときにいつも問題になるのが、早起きしないと駄目なこと。コースタイムが7:30(喜茂別口)から8:15(倶知安口)で、休息時間や余裕時間を考えると10時間ぐらいは欲しい。今の時期、日没は19時すぎだが、山道は木が茂っていて暗くなるのが早いし、西斜面でもなければ太陽が傾くと日が差さない。余裕をもって18時までには下山したい。となると、遅くとも朝の8時には登山開始したいのだが、家から羊蹄山は、朝の車の流れの良い時間帯でも1時間半はかかる。朝6時に家を出れば余裕で間に合うのだが、普段朝の4時に寝る自分にはとても無理。というか、朝8時の登山開始自体がかなり厳しい。
 しかし、まあ、今回は事前に起床時間を少しずつ早めて6時起き、6時半出発、8時過ぎ登山開始にしようと努力していた。少しずつ起床時間を早めていたのだが、二日前に夜00:00に寝たら02:30に目が覚めたしまった。いったん起きて03:30に寝なおしたのだが眠れず、諦めて4:00に起きて05:30に寝なおしたのだがそこから30分以上寝られず。07:00にセットしたアラームでは起きられずに、起きたのは11:50。完全に夜型リズムにリセットされたが、前日は00:00に入床、夢うつつの状態で布団の中で頑張って06:00に起床。06:35に自宅を出て、08:00には何とか真狩口登山口したの駐車場に到着した。
 
 服装は、ランニング用のズボンにエアリズムのTシャツにユニクロのチェックのシャツとユニクロの携帯用ブレザー。靴はかなり前に買ったトレラン用のシューズ。腕にはスポーツウォッチ。
 
 車の中で身支度をしていると、雨が降ってきた。しかも本降りになりそうな気配。天気予報では今日の天気は曇りのち晴れ。降水確率は0%で雨量は0.1mm、最高気温は19℃。なので、雨対策は薄手のウインドブレーカーのみ。10分ほど待ったがやみそうにないので、08:30に出発。

 真狩口を選んだのは、とあるブログに初・中級者向けと書かれていたのと南斜面なので残雪が少ないだろうと思ったから。喜茂別から見えた羊蹄山は、上の方で雪が縦の縞になって半分ぐらい残っていた(真狩側からは見るのを忘れた(笑))。
 真狩口からは2回ほど登ったはずなのだが、昔すぎて登山道については記憶に全くない。登り始めると、初・中級者向けとは思えないほどキツい斜面とか、けもの道のようにクマザサにおおわれた道とかが少なくない。
 一時間ほど登ったところで雨は止んだ。5合目を越えたあたりで登山道に雪が残っていたところが2ヵ所あったが、何とか通過。
しかし、7合目あたり5合目と6合目の間(2023/06/27に確認)、登山開始から3時間半のところで斜面を斜めにわたるところが完全に雪に覆われていた。のぼりで追い越していった人もいたし、下りですれ違ってひともいたので、山頂まで行けるんだろうが、その人たちはカッパを着てザックにもカバーをかけた完全装備の人達。夏山装備+トレッキングシューズの自分が無事に越えられるか不安がある。すでに、体力をかなり使っているので、滑り落ちると這い上がってくるのが相当大変。ここを何とか超えても、戻るときに無事降りられるかはわからない。この先も雪のある箇所は増えるだろうから、山頂まで行けるかはわからない。何より今回は山頂を目指すのではなく、富士山登山のためのトレーニング。ということで、ここで折り返し。
 登るときは「ここはどうやって降りるんだ?」と思ったところが何か所もあったのだが、意外と順調に下る。それでも3合目あたりで、右足を曲げたときに右ひざの裏の外側に痛みが出てきた。段差の大きいところがかなりあるので、だんだんと厳しくなってきたのだが、痛みで曲がらなくなる前に下山完了。泥で滑って尻餅をついたのが一回。途中で折り返したのは結果的に大正解だった。
 
 途中、踏みつけられたクマザサに足を取られたり、地面の上に出てきた木の根に足をひっかけたりで何度か転びそうになった。木の根は藻岩山にもあって、今回も用心はしていたのだが、疲れてくると忘れる。要注意。まぁ、富士山は5合目からで森林限界を超えてそうなので、どちらも心配は無そうだけど。
 
 小さな虫はたくさんいたが、刺されることは無かった。
 
 麓は快晴。キャンプ場の気持ちよさそうな芝生を見ながら駐車場へ。雨と寒さで体力を奪われたが震えるほどではなく、右足の膝の痛みはだいぶ引き、歩くにも車の運転にも支障のない状態。

 富士山登山は7月半ばの予定なので、もう一度羊蹄山チャレンジする時間はある。膝を鍛え直して、あと、登りで踵、特に右の踵が痛かったので何か対策をしたい。今のトレッキングシューズは、距離はともかく10年以上前のものなので買い替えも検討しよう。

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 今回は二日前から小麦と乳製品を食事からカットして腹具合を調整。そのおかげで、前日は排便が無かったにもかかわらず、便意に悩まされることは一日中無かった。本番の富士山でも忘れずに調整しよう。

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 飲み物は500mlのペットボトルでスポーツドリンク3本、水2本を持っていったが、飲んだのはスポーツドリンクと水を一本ずつ。これは、天気が雨か曇りで気温が低め(予想最高気温19℃)だったのが大きいかも。

 食事は、朝、家で冷凍食品の海老ピラフ150g、車で移動中におにぎり一つ、登山口の駐車場でおにぎり一つ、上ってる最中はおにぎり一つ、savasのプロテインバーと一本満足のプロテインバー一本ずつ。これで、特に血糖値低下で動けなくなるような感じは無かったが、天気のせいかもしれない。今回は全行程6時間半だったが、本番の富士山登山では8時間以上になるだろうから、まともな食事も用意した方が良いかもしれない(今回は、他にプロテインバーを一本持っていった)。

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 帰りに京極温泉に寄ろうと車を走らせている最中に、財布を忘れたことに気づく。電話で確かめると現金だけでPayPayは使えないとのこと。諦めて喜茂別の7-11で弁当を買って食べて帰宅。
 前の晩に準備して、今回、財布以外の忘れ物は無かったのだが...

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 前日は結局よく眠れていなかったのか、家に帰って食事をしながらビール350mlを一缶飲んだら20:00に入床、02:00に目が覚めて一度起き、04:30に再び入床、12:30に起床。
 
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 翌日は、体中アチコチ痛いが、階段を降りるとき右ひざ裏外側が少し痛い以外はこれといったダメージはなし。

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