木曜日, 1月 01, 2015

本:ケルベロスの肖像

 海堂尊の田口・白鳥シリーズ最終作。年末年始は家でゴロゴロする予定なので、暇つぶしに図書館から借りてきた。

 暇つぶしにする予定が、夕方から読み始め、明け方までかかって一気読み。

 螺鈿迷宮 の続編的な要素が多分にあるのだが、読んだのがあまりに昔過ぎてほとんど覚えていない。それでも、スリジエセンター1991を読んだばかりで、桜宮ワールドの感が戻っていたので結構楽しめた。

 この本、ついつい朝まで一気読みしてしまったが、あんまり面白くはなかった。見え見えの伏線の謎解きは中途半端だし、どうでもいいエピソードはあるし、クライマックスシーンはどう考えても無理筋だし。

 でも、まぁ、続編のありそうな終わり方だったから、そっちを楽しみにするか...