日々の徒然を

金曜日, 8月 10, 2007

ホームにて

 長いこと勤めた会社を辞めることになり、引継ぎのために東京に出張。

 仕事は月曜から。もう当分東京にくることはなさそうなので、一日早く行って東京見物。
 夏休みの日曜日、東京タワーの下の展望台まで歩いて登る。家族連れにアベック多数。「遊び」がここで済んでいるうちは平和なんだろうが。しかし歩いて登っても820円とはボッてないか?

 それから愛宕山のNHK放送博物館へ歩いて移動。建物に入る前に、緑の中で虫の声に佇む。昔の東京って、こんな感じだったんだろうか。中には「イ」の字を写す、世界最初のテレビのレプリカとか、玉音放送を録音したレコードを一定の湿度・温度で保存する装置とか(なんとなく意味不明)、古い放送機器とか。
 昭和24年製のオープンリールのテープレコーダーを見つけて、思わず iPod shuffle(2nd gen)と一緒に写真に写してしまう。こういう世界に住む幸せと不幸せはどちらが多いのだろう。

 お次は渋谷の NHK 。スタジオパークがいちど見たかったのだがここはお子様向けだった。前半地デジの広告がやたらと多かったが、仕事の関係で裏も表も知っているので鼻白む。
 NHKホールの前を抜け -- ここが、あの -- 、代々木公園へ出ると、ストリートパフォーマーが多数。
 フルート吹きのグループの音が気に入って、CD-R をもらってきたのだが、家で聞いて見ると全然ちがって興ざめ。意外とキモは白髪頭のベーシストだったのかも。
 ギターを抱えたすばらしい足の外人さん、デジカメで取った写真を家で見ると、それほどでもない。取り方の問題か、グラビアの中の人たちはけた違いに凄いのか?
 端の方で、チャイナドレスを着た中肉中背の女性が一人、ラジカセの音楽に合わせて踊っていた。なに、あれ?ああならないように気をつけねば。

 いったん、宿に帰ってから、前から目を付けていた飲み屋に行ったら、今日明日は臨時休業。すぐ近くの東京ミッドタウンの見学へ。六本木ヒルズ・表参道ヒルズも見てきたが、ここもまた別格。夜だったせいもあるが、一番バブルの匂いがキツイ。ここを生活圏に出来るぐらい稼げるようになってみたいもんだ。

 朝は早起き、昼は重たいディバッグを背負って炎天下を歩き回ったおかげで、この日はなんとか眠れる。

 月曜、シャワーを浴びて、朝食を食べて、えらくまともにすごしてから出社、午後から引継ぎが一件。荒れるか?と思っていたが無事乗り切る。それ以外は休息所で雑誌は読んで過ごす。
 定時になって一人さびしく帰ろうとしたら、エライ人に声をかけていただき、銀座のバーでご馳走になる。二人で一時間半 6,300円。穴場。話をしていて、器が違うというか、いままで間近で関わったことのないタイプの人だと再認識。この人の近くで仕事をしてみたい、という気になるが、いまさら、詮無いこと。

 この夜はさっぱり眠れず。

 火曜、やっぱりシャワーを浴びて、朝食を食べて、眠い目をこすって出社。午前中の引継ぎは、メンバーが一人30分遅刻。だれも準備をしてなくて大丈夫かいなと思ったがこれも何とか無事終了。そのあと急な引継ぎが一件入ったが、いきなり喧嘩を売られて爆発。そう、あんたがたはそういう風に思ってたわけ。ふーん。それならそれでこっちにも考えがあるよ。
 午後は予定が無かったので、早めに会社を出てもう少し東京見物をして行こうと思っていたら、10年ほど前、仕事で一緒に地獄を見た外注さんが来社とのこと。この方、歳は同じだが私の尊敬というか憧れのエンジニア。ちょっとタイミングがずれ、合うのは無理かと思って帰りかけたところでばったり。ラッキー。名刺をいただくと、今は営業とのこと。これからはオイラも自分の営業をしないと。

 

 本社は、知らない顔が増え、知った顔も大半が過ぎた年月応分に変わた。

街に、街に、あいさつを

ホームにはもうすぐ発車する列車が待っている。ずっと乗りたかった列車。そう居心地の悪くないここを出ていく先は、徒手空拳の冒険の旅。

ちょっと歳を食い過ぎたかなぁ。ま、いまさらそれは言うまい。

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