土曜日, 11月 20, 2010

本:誰も国境を知らない

 麻木久仁子さんの twitter で知って、図書館で借りてきた。北は北方領土から南は沖ノ鳥島、その他竹島、尖閣諸島、与那国島、対馬、そして小笠原諸島、硫黄島と、著者が実際に行ってきた旅行記。

 北方領土は普通の(ビザなし訪問団に入れない人)でもソビエト経由で入れるというのは意外だった。北海道で生まれて育ったオイラだが、北方領土の暮らし振りとか様子を文章で読んだのは多分初めて。他の島々も、日本にもこんなところがあったのかとそれなりに面白く読めた。

 それなりには面白かったが、文章が冗長気味で、著者に何のポリシーも無いようで読んでいて途中で飽きてしまった。章が変わるごとに地域が変わっていったので何とか読みきれたが、最後まで読みきるのに努力がいた本。

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