月曜日, 7月 15, 2013

本:実録!あるこーる白書

 「失踪日記」にショックを受け、「毎日かあさん」で鴨ちゃんの最後に涙した身としては、これは外せない、とは思ったが、ハズレの可能性も多いので図書館から借りた。
 読んでみると普通の対談というか鼎談集。吾妻さんも西原さんも普通の人。ちょっと意外なぐらい。期待していた雰囲気とは違うが、ただその分だけ内容の信憑性というかリアリティは強い。アル中は本人にも周りの人にもキツイということが良くわかる。

 依存症まで行かなければ飲み続けられるわけだから、気を引き締めて頑張ろう

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 意外だったのは、吾妻さんが恨ミシュラン時代からサイバラを読んでいたとか、西原さんがふたりと五人のころから吾妻ひでおを読んでいたこと。サイバラが、失踪日記出版後にでた吾妻さんの写真を見てショックを受けたとうのは、オイラと一緒 w。

 このあいだサイバラがタモリ倶楽部に出ていたのだが、恨ミシュランからは考えられないほど普通の人だったのだが、マンガがネタで普段は普通の大人しい人らしい。
 吾妻さんも、酒を断たあと 90kg ぐらいまで太ったそうだが、逃亡日記の写真で見る限り、全然太ってはいなかった。おそらく 20kg 以上は体重を落としたのだろう。もともと意思の強い真面目な人なんだと思う。それがゆえに心を壊してしまったのか。

 ふたりのファンとしては、ちょっと期待はずれだったけど、予想以上の収穫があった。

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