金曜日, 4月 01, 2016

本:なぜいくら腹筋をしても腹が凹まないのか

 図書館の予約リストから当分回ってきそうにないので、新書の棚から見繕って借りてきたきた一冊。
 
 書いてあることはだいたい納得がいくのだが、盛り過ぎなところもある。
 
 筋肉量を増やせば基礎代謝が上がって痩せる、というのだが、本文中、あるところでは「筋肉が 1kg 減ると基礎代謝量が約50キロカロリー下がると考えられています」(pp46)。別なところでは、骨格筋の基礎代謝エネルギー消費量が 22% とある(pp33)。成人男性の基礎代謝が 1500kcal として 22% は 330kcal。これだと、筋肉量が 7kg 減ったら基礎代謝量は 350kcal 減るはずで、骨格筋の基礎代謝エネルギー消費量がマイナスになってします。
 
 計算が合わない。
 
 実績のある人らしいので、書いてある通りにやればそれなりの成果は出そうだが、簡単な算数レベルの辻褄が合っていないとイマイチ信用する気にならない w

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