綾瀬はるか主演で NHK でドラマ化されたのだが、それがかなり面白かった。原作はと調べると上橋菜穂子。これは原作も読まねばとも思ったが、ドラマのイメージが強すぎると原作を素直に楽しめなくなるので、しばらく間をおいてから読んでみた。
仮名遣いが多く、漢字には全部フリガナが振ってある、小学校高学年から中学生向けの物語。なので、かなりの厚さはあるが中身は濃くない。獣の奏者や鹿の王と比べると単純なお話。そのうえドラマを見てあらすじが頭に入っているので、読むのはすごく楽。
原作と比べると、ドラマはあちこちいじってはいるが大筋ではおなじ。というか、ドラマ版、かなり上手に手を入れたなという感じ。
子供向けなのでちょっと物足りない感はあるが、読むのにそんなに苦労せず、なかなか楽しめた。
続編も面白そうだが、来年、ドラマを見るまで楽しみは取っておこう。
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