自転車の調子が悪くなり、ボトムブラケット(BB)のグリス切れとあたりを付けた。
専用工具がいくつか必要なようだが、そう値段の張るものでも無さそう。近所にパンク以上の修理を頼めそうな自転車屋も無さそうだし、修理のために自転車を車に積んで運ぶ、というのも気が引ける。それに高い修理代を取られるぐらいなら、真面目に買い換えを考えたくなりそうな古い自転車である。
一応ペダルのぐらつきは無いので、ただのグリス切れ、まだリテーナーは無事と期待して自分で修理することに決める。
車で数十キロほど走って今回の修理のために買ってきたのは上の三つ。「コッタレスエキストラクター"TL-FC10"」、「フックスパナ 45-48mm」、「グリスクリーナー」。合計 2,576円。ま、これくらいならダメモトで諦めもつく。
さっそく作業開始。最初のクランクはずしでえらく苦労する。最初右クランクを外そうとして全く外れない。いったん諦め CRC-556 を吹いてから左クランクへ。今度は最初から CRC-556 を吹いたがこれもかなりキツイ。車体にまたがり右クランクに足で体重をかけ、コッタレスエキストラクターを掴んだモンキーには腕で体重をかけ、手のひらが痛くなったのでウエスをぐるぐる巻きにして掴みなおし、右足でペダルを蹴っ飛ばしながら、少しずつ少しずつ、ようやく外れる。
左のクランクもここまでしないと外れないのかと思いつつ、リアタイヤを右手で固定し、左手でモンキーをグイと押し下げるとまわった。かなりきつかったが、少しずつ回していくと外れた。556 は時間を置かないとだめなのか、やっぱり (^^;。
それにしても、ここまで固いとは。最初に外れたクランクが左右逆だったちょっと面倒なことになっていた。
次はこの左ワンを外す。ここはフックレンチの出番。こいつも堅そうだなぁと思ったが、意外とあっさり外れる。力がかから無いとはいえ、弱すぎる感じ。問題のリテーナーだが...。
右ワン側はこんな感じ。グリスは全くなし。辛うじて形は保っているが、ベアリングの玉を保持する機能はゼロ。リテーナーは無くても何とかなるという話もあるが...。
改めて BB の中を覗いて見ると、あまりにもがらんどう。いくらグリスを詰めても中がこれでは...。
作戦の練り直しと、ネットをうろうろしているとこんなページを見つけた。なるほど、最近はカートリッジタイプがあるのか。一個2千円チョイ!!。しかしこれをつけるためには右ワンも外さねば。これも専用工具がいるはずだ。なんとか外せないかと試してみると...、手で回る!!。ちょっと引っかかったが素手で回して外せてしまった。
さっそくカートリッジの在庫がないか市内の自転車屋に電話をかけるまくるが...、「取り寄せですね」、「在庫は 113mm だけですね」、「122.5mm ですか?そんな古いのはもう無いですね。あ、あそこならあるかもしれない」と教えてもらったところで 「122mm ならあります。3000円です」とのこと。3千円かぁ。
諦めきれずにネットをうろうろしていると、こんなページが。え、ヤフオクにこんなカテゴリーがあるの??調べていくとピッタリのサイズの中古が 100円で出ている!!。入札すると 110円で落ちた (^^。念のためリテーナー×2を 350円で入札。これも落とせそう。
ということで、現在 BB カートリッジ待ち。
自転車修理中 2 とりあえず修理完了
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