日々の徒然を

月曜日, 7月 16, 2012

本:ロンドン・デイズ

 大西泰斗という英語の先生がいて、以前、NHK テレビで英語の番組をやっていた。そのときの生徒役に鴻上尚史が出ていた。それまで鴻上さんといえば、タモリ倶楽部の下ネタの回に出てくる演劇関係の人、というイメージしかなかったのだが、どうやらイギリスの英語学校にいったり、「日本人の英語」を読んでいそうだったりと、妙なところで気になっていた。
これもまたどこで知ったか覚えていないが、鴻上さんがイギリスの演劇学校へ留学したことがあり、そのときのことを書いた本があると知ったので図書館に予約をいれて借りてきた。2000年3月に出版された本なのだが結構人気があったようで札幌市図書館には7冊もあった。が、一冊も借りられていなかったのですぐに手元に来た。

中身は文字通りの英国の演劇学校に留学したときの苦労話。ただ、留学生は英語の得意ではない日本で成功した39才の演出家というところがミソ。レッスン内容や演劇界については演出家として、学校の仲間たちには大人として、英国の階級社会については日本人として鋭い突っ込みが入る。
そして何より英語の苦労話。最近英語圏に海外旅行に行ってきたこともあり、実感がわく。そうか、普通の日常会話が一番難しいのか。現地の語学学校に一ヶ月通って、そのあと一年現地で暮らしてもまだ敷居は高いのか。日本でサラリーマンをしながらものにするには、何をすればよいやら、どれだけかかるやら。

それにしても日本で演出家として成功しているのに英国の演劇学校にわざわざ生徒として入学するという決断というか身の軽さはすごい。

これぐらいは見習って真似しよう。

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