月曜日, 12月 17, 2012

本:原発推進者の無念

 反原発のブログざまぁみやがれぃ!で見つけた本。

 著者は、原子力業界に入って結構なポジションまで登りつめた方。田舎の自然が残っていながら原発の金が落ちてきて景気のよい、福島第一・第二の間にある富岡町に移り住み、悠々自適の生活を送っていたところに 3.11 がきて、家に帰れず避難所になってしまった。

 そのときの避難所生活を書いた第一部と、現在の原発を取り巻く状況を書いた第二部からなる。

 第一部は当事者の視線から大規模避難所の生活を詳しく書かれている。淡々と書かれていて、あまり現実感がわいてこない。
  第ニ部も、2-30年前に高木仁三郎や広瀬隆を読み漁った身としては目新しい内容はなかった。復習にはなったけど。

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