昔々、スティーブン・キングが好きで、文庫本が出ればすぐ買う、ぐらいの調子で読んでいたのだが、ミザリーあたりから読まなくなった。
そのあとは、本当にたまに読むぐらいだったのだが、最近、暇つぶしに読んでいる時代小説のシリーズを読みきってしまったので、久しぶりにキングを読んで見た。
以前は文庫本を買っていたのだが、今回は図書館から借りて。
この本の内容は中篇二つ。実に面白かった。どちらもホラーではなく、クライムノベルの類なのだが、キングらしさ満載。google で調べまくるとか、「図書館員の車だと車体に書いてあるようなスバルの最新モデル」とか、スー・グラフトンとか、ニャリとできるところが随所に出てくる。
キングの長編ホラーは、嫌いではないのだが、重すぎると感じることがある。この本の中篇は、どちらも軽くはないのだが、週末の時間つぶしには悪くない程度のボリューム。
-----
あとがきによれば、「シャイニング」で生き残ったダニーのが主人公の長編が出るとか。
時間ができたら挑戦してみよう。
0 件のコメント:
コメントを投稿