著者がリバタリアンなので、おそらく、橘玲のコラムあたりで見つけた本。
図書館に予約を入れ、だいぶ間をおいてから回ってきて、面白かったのだが返却期限が来て一旦返却。さらに間をおいてもう一度回ってきて読了。
間が空きすぎてしまって細かいことは覚えていないのだが、 うすうすみんなが感じているようなことを、統計資料をもとにこれでもか、これでもかと畳み掛けてくる。
で、アメリカは、今までと違う道を歩み始めていると。しかし、いまならギリギリもとの道に戻れるのではないと訴えかけている。
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アメリカでおきたことは何年か遅れで日本にやってくると言われるが、日本は微妙に状況が違うような気がする。
おそらく、ヨーロッパからの移民が一から作り上げた国と、神話の時代からもともとあった国では、なにか根本的なところが違うのだろう。
しかし、貧困層と裕福層に分かれ、より少数の人たちがより裕福になって行くという現象と、それが起きるメカニズムは彼の国もこの国も変わりがない。
このままでは、いずれ何かが起きるだろう。
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それにしても、である。 この本によれば、幸せに必要なものは「結婚、勤勉、正直、信仰」だそうである。
リバタリアンから、大真面目にそんなことが語られるとは ><
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