たまたまネットで、この本が映画化されたのを見つけ、そこから原作が書籍であることを知り、図書館で借りてみた。
もともとこの手の犯罪がらみのノンフィクションとかはあまり読まないのだが、時代小説以外のフィクションすらあまり読んでいなかったので、ゴールデンウイークの暇つぶしもかねて借りて見た。
4連休二日目、夜中の2時10分前。寝る前にちょっとだけ読もうと思ったのが運のつき。明け方5時近くまでかけて一気読み。
二審で死刑判決が出て、上告中の犯罪者が、「まだ、ばれてない殺人が3件ある」と雑誌編集部に持ちかけたのが事の始まり。
事実は小説より奇なりというが、絵に描いたよう犯罪者と記者との腹の探りあい、地道な取材、以外な登場人物や急展開。
怪しい人物の周りで、人が継ぎ次々と不審な死にかたをしていくという、最近でこそ珍しくないが、当事は少なくともニュースになることはなかった事件。
いやいや、スティーブン・キングあたりとは、別な意味で怖かった。
財産は持たぬこと、無理な借金はしなこと、潔くあきらめること、人はむやみに信用しなこと。このあたりが、この手の連中を関わりを持たぬため秘訣だろうか。
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最近、小さい活字がキツイので単行本を借りたのだが、amzaon のレビューによれば、文庫本のはその後の展開が 追加の一章に書かれているか。
すぐに図書館に予約を入れた。ネット検索であらましはわかったが、やはりそれだけでは足りない。
追記
図書館で借りて、文庫版で追加された章を読んだ。ミステリー小説や最近の漫画の原作のプロットに使えるような犯罪は現実に起きていた。
そして、似たような事件のニュースをたまに聞く。怖い世の中だが、ここにしか住むところがない。
気合を入れて頑張ろう
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