弱い生き物がなぜ生き延びられたか、どういう戦略を取って生き延びてきたかが書かれた本。どこで見つけたかは残念ながら忘れたが、図書館から借りてきた。
新潮選書ということで少し身構えていたのだが、書き方は軽め。想定読者は高校生ぐらいではないだろうか?
楽しく読めたのだが、あまり新しい知見はなかった。というか、内容はほとんど覚えていない (^^;
ただ、気になったのは、生き物が生き延びるために「戦略を取った」という書き方。これはタイトルだけではなく、全編を通して「戦略」という言葉が使われている。
しかし、生き残った生き物たちは意図的に戦略を取ったのではなく、子孫や生存環境の多様性の中から、たまたま生き残ったものがいただけではないだろうか?
まぁ、そういってしまうと読者の興味が買えないのだろうが。
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