上巻
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上巻に書かれていた「数字に対するリテラシー」の続きかと思っていたら、後半はビジネス論・経営哲学のようになってしまった。
「利益演出」で、決算書の利益を減らさなくてはならないことがあるというのは初耳だったが、遠い昔、職場で日商簿記2級を取らされ、いまでも日経ビジネスを定期購読するオイラにとってはちょっと物足りなかった。
ただ、職場でポジションが上がって「経営的な数字の見方」を覚える必要に迫られている方の入門書としては良いのではないだろうか。
どうも橘玲
別なペンネームで毒にあふれた小説でも書かれてはいかが?
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しかしなぁ、同じ著者が上巻のサブタイトルに「大間違い」をつけて下巻を出すなんて、「禁じられた」手法じゃ有りませんか、出版業界じゃ?
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あとがきによれば、この本は一時間半で読めるように書いたそうだが、3-4時間かかってしまった。本を読むのが遅いほうだとは思わないのだが...。
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