日曜日, 10月 19, 2014

本:「首こり」を治せば10歳若返る! 副交感神経アップで人生が変わる!長生きできる!! 


 不定愁訴の原因は○○にある、系の本。犯人を首の筋肉として、「副交感神経センター」なるものを中心に脳神経外科医が語る本。

 例によって図書館から借りてきた。


  著者紹介によれば、著者の治療法で「不定愁訴が完治可能」となったそうある。また、10万人の患者の首を診てきたというが、ちょっと多過ぎではないか?一年50週、お盆と正月は休むとして 50週、週に5日、毎日10人ずつ新しい患者を診るとして、一年で診られる新しい患者は 2,500人。この計算だと 10万人を見るには 40年かかるのだが。


 首に関しては、整形外科医も、鍼灸系も素人だと言い切り、枕は好みのものでよいとか。
 枕を、整形外科医のいうやり方で調整してから、10年来の肩の激痛から開放され、整形外科のリハビリに一年以上通って、30年来のかなり首凝りが楽になった人間としては。そこまで言い切られると、何だかなぁ、という気分になる。

 首以外にも健康法について書いているが、良く考えると著者は脳神経外科医で、食事や運動、自律神経のコントロール方法について説かれても、説得力に欠ける。

 まぁ、ざっとみたところ特に変ったやりかたは勧めていないようだが、逆に改めて実行しようと思うような健康法もなかった。

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