日々の徒然を

日曜日, 1月 04, 2015

本:朝鮮崩壊 米中のシナリオと日本

 以前、同じ著者の本を図書館に予約したとき、気になったタイトルの本を予約したのが届いたので読んで見た。前の本と同じようにひどい w

 冒頭、北朝鮮は崩壊する、その理由は中国が経済破綻するからだ。それは 2014年だ、と断言している。
 『いままで中国経済のバブル崩壊は 「狼少年」といわれてきましたが』と自ら書いているが、今回も狼は来なかった。


 内容はもっともらしく書いているのだが、突っ込みどころ満載でつじつまがあっていないところも多数。あまりにも多いので少しだけ。

  • 北朝鮮崩壊の原因は、中国からの穀物・原油・無煙炭の、それぞれ年間50万トンの無償援助の停止だとしている。原因は中国の経済破綻。これだけで北朝鮮が崩壊するかも怪しいが、仮に崩壊した場合、北朝鮮からの多量の難民とか、国境付近への米軍の駐留とかのデメリットが生じる。おそらくは、中国全体の一日分にもならない量の無償援助を続けることで、これらが防げるわけなら、やめるとは考えられない。
  • 4章の4のタイトルは「脅威にならない人民解放軍」なのに、5章では、『本当に米国がいざというときに尖閣諸島を守らなかったら、その瞬間に日米同盟は消滅します。それと同時に日本本土は中国からの侵略危機を迎えるものと見られます』
  • 6章では「イラクは治安回復に成功した」とある。イスラム国をまったく無視。
一冊目はひどかったが、念のためにと思って二冊目も読んだのだが、この著者はダメ。図書館のこの著者の本の予約はキャンセル。

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