今、日本の IT系で一番成功しているであろう会社の創業者が、自身と会社の今までを書いた本。図書館に予約を入れていて、やっとまわってきた。
はっきりいって面白い。そのままドラマのプロットにできるレベル。表に出せるだけでこれだけ山あり谷ありということは、さて、全部合わせるとどれだけの苦労をしているのか。
読んで思ったのは、やっぱり運、それも人との出会いがよかったのだろうということ。そしてそれは、やっぱり南場さんの人柄と能力が呼びよせたものだろう。
なにせ、一歩間違えればホリエモンのようになっていた可能性もあるわけだから。
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本書で出てきた売出し中のサービス comm と groovy は、両方ともこの4月でサービスが終わる。南場さん本人が「手が腫れ上がり血がにじむまで拳を机に叩き付けたこともある」ngmoco も、スマホのゲームエンジンとしてはさっぱり名前を聞かない。
スマホでは AppStore や Android Market の課金システムがメインでモバゲーのプラットフォームとしての存在感は薄い。
任天堂と提携を発表したが、はてさて、これからうまく行くのか?
ま、ベンチャなんだから失敗も想定の範囲内なんだろうけど。
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この本は手元に欲しい。本気で欲しい。古本屋で探そう w
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