火曜日, 1月 30, 2024

2023シーズン、1回目のスノーボード

 今シーズン初スノーボードで札幌国際に行ってきた。国際は今シーズン2回目。

 前回行って気が付いたのだが、この時期日没が早い。正確に言えば太陽がスキー場の周囲の山の陰に入って、ゲレンデに直接太陽の光が当たらなくなる時刻が早い。15時前にはそんな状態になる。そして、その状態になると一気に雪面の状態が見えなくなる。念のためにと思ってゴーグルを外してもよく見えない。歳のせいで視力が衰えているのかもしれない。

 雪面の状態が見えないと、雪面の凸凹がよくわからないのでいつでも凸凹をいなせるように常に足に力が入った状態になる。こうなると足の筋肉に一気に疲労がたまり、また、滑っていても楽しくない。日が陰る時間がなんでこんなに早いのかと調べてみたのだが、札幌国際スキー場の斜面が東を向いていること理由のようだ。東斜面なので西の山に太陽が隠れると一気に暗くなる。ということは、朝早くから滑り始めて日が西に傾く前にやめればラクに楽しく滑れることになる。

 早起きして出かければよいだけの話なのだがそれが難しい。なにせ毎日朝の4時5時に寝て昼頃に起きる生活をしているのだから。札幌国際のリフトの営業開始が8時半(これは間違いだった)、スキー場に着いてから滑るまでの準備に15分、家からスキー場までは1時間なので家を7時15分に出ればリフトの始発から乗れることになる。朝の身支度に30分かかるとすれば 6時45分に起きなくてはならない。普段4時5時に寝ているので、いきなりこんな時間に起きてスキーに行くのは無理だ。

ということで3日前から準備を始める。-3日目の夜は思い切って寝ない。-2日目は日中20分の仮眠3回で乗り切り22:30に就寝。−1日は07:20に起きて23:45に就寝。当日は06:30に起床。睡眠時間自体はそこそこだが 眠りの質はかなり悪く、とても眠い。それでもなんとか朝食を食べ身支度をして07:15に出発。服装は、上は半袖の下着、フリースの前開きシャツ、内側がボアの薄手のジャンバー、下はブリーフ、タイツ、ランニング用パンツ一枚。普段はランニングパンツ二枚履きなので一枚少ない。車庫から出た時点で車の外気温計は-1℃、走り出して10分後に-5℃。

 まっすぐスキー場に向かって 8時15分着。駐車場がガラガラで一番上の段の左側の一番右のブロックの一番左に止められた。車の外気温計は-6℃。ウエアに着替えてリフト券売り場に並んだのが08:33。列が動かないので 何でだろうと思っていたら、発売開始が08:45。リフト券を買ってトイレに行ってからゴンドラ乗り場に行ったらこちらも列ができていて動いていない。リフトの運行開始は9時ちょうど。なぜか30分早く動くと勘違いしていた。ゴンドラ待ちの列で、周りは自衛隊の人だった。靴は皮の紐靴、ビンディングは「カンダハ」。父親が若いころ自衛隊にいて、「カンダハ」のスキーで、歩いて一時間かけて登って5分で降りてきた、なんて話をしてたっけ。

 最初の一本目、ウッディー→スイング→ファミリーコースと降りる。最初は勘が戻らずにちょっと苦労したが、去年に比べて体がよく動きビンディングを締めるのに苦労をせず、 立ち上がるための仰向けからうつ伏せへ体を回すのも楽。最近やってるプランクのおかげか?10:00 過ぎ、3本滑り終わったあたりで学生の団体さんが増えてきたので車に戻って一休み。一休みのつもりが、眠りのリズムを急に変えたせいか眠くて仕方ないので一時間ほど寝る。車の中はそこまで寒くは無かったのだが、後半30分ほどエンジンをかけて暖を取った。

 滑走再開は11:45。学生の団体さんは順次食事を取るために、ゴンドラはそれほど混まない。今日は地元のスキー学習・遠足が4-5校で修学旅行生はいない模様。ゴンドラ4本滑った後ミルクとココアを飲んで一休み。そこからゴンドラ3本滑って14:30ぐらいで終了。ターンのとき、板があまり流れないように意識して滑ったのだが、なかなか難しい。

 学生の団体さんは10:00ぐらいから滑り始めて、12:00ぐらいから何組かに分かれて昼休みに入り、14:00ぐらいにはほぼいなくなる。ゴンドラ始発の09:00から滑り始めて10:00過ぎから一時間半ほど休み、12:00前ぐらいから再開するとゲレンデの混雑をかなり回避できそうだ。

 今日は晴れ時々くもりで風もほとんどなく、気温はそれほど低くなかったが午後に向かって雪が速くなるという不思議な天気だったが、最初から最後までゲレンデの状態がはっきり見えてかなり快適に滑れた。大腿四頭筋に痛みは無く膝に少し痛みが出た。珍しく英語・中国語以外に(多分)二つの国の言葉を聞いた。80歳近い方とゴンドラで一緒になった。

 駐車場で帰り支度をしていると「すいません」と声をかけられた「朝里方面ですか?」。見るとケースに入れたスノーボードを持っている。「札幌方面です」というと「ありがとうございました」と去っていった。どうも、帰り支度をしているほかの車にも声をかけているらしい。ケースに入れたスノーボードを持っているということはバスできたのか?帰りのバスに乗り遅れたのか?まだ15時前なのに、もう最終が出たのか?などと考えた。今調べたら朝里方面へのバスはない。あの人どうやって来たんだろう???

 帰りに石山通の丸亀製麺によって牡蠣たまあんかけ大を食べてから明るいうちに帰宅(今日からしばらくグルテンフリーはお休み)。

 ゴンドラの始発を目指して家を出ると快適に滑れるんだけど、早起きがなぁ...

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 ちょうど去年の同じ日、同じ時間帯に同じように動いていた。今年は家を出た直後、しばらく走った後の気温、スキー場駐車場に着いた時の気温が今回は-1,-5,-6℃で去年の今日は -7,-15,-21℃。前年シーズンはそれぐらい冷えた日が少なくなかったと思うのだが、今年のシーズンはそこまで冷える日がほぼない。去年は寒かった/今年は暖かいようだ。

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