日々の徒然を

日曜日, 10月 17, 2010

本:残酷な世界で生き延びるたったひとつの方法

 最近本は図書館で借りて読むことが多かったのだが、この本、図書館の蔵書に入ってこないのと、秋に入って通勤を自転車にして毎日500円弱の収入(?)が当てに出来るので、橘玲の新刊を買った。

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 内容はある種の自己啓発本。内容をざっくりまとめると、

 ・人は変われないし努力しても頭を使う能力は伸びない->それについてと、なぜ肉体的な能力は努力しても基本的にプロスポーツ選手になれないことが広く知られているのに、頭を使うほうの能力はそういうふうに認められていないのかが延々と説明されている。
 ・なので、フツーの自己啓発本を読んで能力を伸ばそうとか、自分を変えようなどというのは無駄。
 ・いま、世の中はフラット化の途中であり、だれにでも出来る仕事は海外の人件費の安いところと同じ手取りしか得られなくなる。
 ・ロングテールのフラクタル構造の中の、自分の好きな分野の小さなショートヘッドを見つけて、そこで生きていくための糧を稼ごう。

 ということになる。これがいつもの橘節でネガティブかつ論理的にかなり冗長に書かれている。

 ただ、この本、一人称が「ぼく」で二人称が「君」になっていて、橘玲の本としては気持ち悪い。若い人向けに書いたのかもしれないが、だとすればちょっと毒が強すぎるように思う。思い通りにいかない「カツマー」には役に立つだろうが。

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 途中、人間は進化の結果こうなった、という説明がいくつも出てくるのだが「セックスはなぜ楽しいか?」「強い者は生き残れない環境から考える新しい進化論」と読んできた身としてはツッコミどころ満載、なんだがこの種の自己啓発本(^^;)で細かいところを突っ込むのは野暮だろう。

 あと、気になるのが、好きなことと出来ることが違う人はどうすべきかということ。好きこそ物の上手なれともいうが、下手の横好きともいう。ロングテールの、さらにその先を拾わなければならないのに好きだけど下手で食って行けるのだろうか?

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 この本、アマゾンのレビューには「インパクトのあるタイトルだが結論なし(星一つ)」「結論はなくてもよかった、かも(星三つ)」と両極端なものがある。オイラ的には結論は明白なのだが、途中の橘節があまりにも長すぎるので見失う人もいるのかもしれない。

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 今年の初めから半年ほどフリーエンジニアの真似事をやって、モノはためしと受けた会社に契約社員で採用されたが、続けるのがちょっときつくなってきている。この本は、またフリーになることへの背中を押してくれそうだ。

4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

>モノはためしと受けた会社に契約社員で採用されたが、続けるのがちょっときつくなってきている。この本は、またフリーになることへの背中を押してくれそうだ

=>おいおい!汗

y.taro さんのコメント...

いやぁ、飽きたし疲れたし給料は安いし、PHP を覚えたから欲張らなければフリーの web 屋でやっていかないかなと、また甘い夢が (^^;

で、今年は帰れそう?

匿名 さんのコメント...

残念ながら、今年は元旦にお泊り仕事で帰れません。。涙
因みに10/1からうちの会社も大きく変わり、どうなることやら。。。汗

y.taro さんのコメント...

このご時世だと忙しそうで結構ということになりますか (^^;

それじゃ、いろいろと仕入れたネタは次の機会にご報告します (^^

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