水曜日, 4月 16, 2008

テクニカルエンジニア(エンベデッドシステム)試験 平成16年午前 解答・答え合わせ終了

 サイトにある過去問はこれが最後

 午前の問題4回めにして、やっと過去問(というか、未来(?)の試験に出た問題))に当る。H19年午前とダブっているのが多いようだ。とすると今年(H20)の問題は H17 の問題からいくつか出る...、なんて簡単な話じゃないだろうな (^^;

 問題が50問(翌年からは55問)で少なかったせいというわけでは無いのだろうが、割と楽だった。そのせいもあり、答え合わせまで一気にやる(今までは翌日とか、時間を置いて)。

 内容的にはハード絡みが多い感じ。RS フリップフロップとか、排他的論理和の入力 bit を増やすとか、基本的な問題が 1,2問目に出てくる。ブランクは相当長い(20年以上?)なんとか正解。H19年に出題された「スーパースカラー」の問題を間違ったのはショック。「パイプラインの深さを増す」と「パイプラインを複数用意」がどうしても混乱する。「パイプラインの深さを増すとともに、パイプラインピッチを短くして、平均命令時効時間を短縮する」のはスーパーパイプライン。Pen4 が採用して、AMD に差を開けられたあれ。「パイプラインの深さ」だと「パイプラインの本数」と区別がしにくい。かといって「パイプラインの段数」でも微妙。

 AD 変換の分解能を求める問題は考え足らずで間違える。2^n じゃ無くて (2^n)-1 で割らなくちゃダメなのね。今 2bit でやってみて分かった。逐次比較方式の AD の問題も間違った(サンプリングするからコンデンサが不要ってことは無いだろう!)。これで二重積分(H19出題)と逐次比較、あと並列比較は大丈夫だと思う。それ以外は出ないことを祈ろう。

 「SPECint」を間違えたのは仕方ないとしても(組み込み系で使うか?) 「スループット」を忘れていたのはショックだった。問題文にある指数関数のグラフを使って故障率の問題が正解できたのはラッキー 実力のなせる技 勘が戻ってきた証拠か?

 突然「連立二元一次方程式」を「作って」「解かされた」のには参った(Q44)。最後にこんなことをしたのは...、10年以上前だと思う。これが正解できたのは、勤めていた会社で鈍ってしまった頭を、辞めてから鍛え直してきた成果だろう。

 行列モデルとか OSI とかはパス。ソフトウエァエンジニアリング関係は問題次第。CORBA が分散オブジェクト技術ということぐらいは分かるが、「汎化」とか「特化」とかいわれてもなぁ。オブジェクト指向で上流工程なんかやったこと無いし。あと言葉の定義が微妙。「インスタンス変数名」って何?

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50問/90分の問題を 75分で解いて(見直しなし)、38問正解。正答率 76%。

 最初に H19 午前の問題をやったときの正答率は半分以下だったことを考えると、相当の進歩か?

 本番前にもう一度やっておいたほうがいいな。

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