今回の試写会の会場はいつもの共済ホールではなく、ユナイテッドシネマ札幌。サッポロファクトリーが余りに広くて見つけるのに手間取った。
18:30 上映開始で着いたのが 18:20。ロビーの甘く、美味しそうな匂いの元を調べる暇も無く会場へ。中はすでにほぼ一杯、前から3列目、真ん中あたりに座ったが大失敗。スクリーンが近すぎ&でかすぎ。右目でも左の裸眼でも字幕がはっきり読めるのは良かったが、首を振らないと左右がよく見えないし、左目だけで見ていると右下の視野の欠損が意識できる。なによりかなり上を向かないとスクリーンが見えないので姿勢と首が辛い。共済ホールだとこのあたりはまぁまぁの席なんだが。
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映画の中身だが...、なんといいましょうか。会場には老若男女の女性が六割ぐらいでその中でも若い方が少し多めな感じだったが、その方たちにはちょっと期待はずれだったんじゃないでしょうか?
パンフレットによれば、主演のリチャードギアは「ロマンスの帝王」だそうだが(そういえば、「プリティーウーマン」に出てた人?)、それを期待していたなら、全然違う映画。パンフレットにある通り、その冠は返上している。なんせ冒頭から fxxk とか fxxking とかのセリフが連発だもの (^^
話の流れは良いし、浪花節は入ってるし、お色気シーンもあるにはあるし、お涙頂戴もある。特にラストのどんでん返しの連続は見事。その上で国際社会への問題提起もしている。もっともどこまでが作り事で何が本当かは全く見当がつかない。
ま、「ベトナム」とか「イラン」とかから遠いところにいる日本人には特に現実感がないか。
ラストをちょっとだけ替えれば「ゴルゴ13」にそのまま使えそうなお話。念のために申し添えると、最近のゴルゴ13ではゴルゴ13本人はほとんど登場しない。ラスト近くなってから狙撃シーンと依頼の回想シーンでちょっとだけ出てくるパターンがほとんど。
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新しい映画館はやっぱりいい。席は広いしスクリーンもでかいし音響も良く聞こえた(完全に主観の問題)。無理な姿勢だった割には体も楽。
これでスクリーンに正対できるよい席が取れるなら 1500円なら高くないかも。
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