これも図書館に予約を入れていて、忘れた頃に回ってきた本。
内容はインターネットリテラシイの低いビジネスマン向けのビジネス書。
前半はインターネットビジネスで成功したい人、成功できない人向けに書かれた内容だが、あの
夏野剛をしてこの程度の内容を書かなくてはならないかのというほどのレベル。
後半は経営層向けだが、インターネットによる時代の変化を理解できない人は早く後進に道を譲ったほうがよいですよと説いているが、そんな連中がこんな本一冊で心変わりするはずがない。
夏野さん自身も自らの成功体験に縛られている感があって、内容を鵜呑みには出来ない感じ。
ただ、最近の新書らしく簡単に読み終えられたのが救い。
ものつくり敗戦の直後に読んだだけに、ありがたさが身にしみた。
ちなみにタイトルと本文の間には、ほとんど何の関係もなし。
3 件のコメント:
この人の成功体験って、ドコモだから出来たことだと思うんですけれど、他に何かありましたっけ?
確かにニコ動黒字化はまだ道なかばですね。
どちらかというと、ドコモというお役所感覚の抜けないトップ企業で先陣を切ってあれをやったというかやらせたところがすごいと思います。ちなみに、この人のドコモでの功績は iモード、おサイフケータイそれと FOMA の再生だそうです。
なるほど。ドコモ以外では今のところ目立った成果はないのですね。私はニコニコ動画の黒字化については誰がやってもムリな気がしますね。
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