火曜日, 6月 15, 2010

うーん、

 私がここのところiPhone/iPad向けのアプリケーションばかりを開発しているのは、iPhone OSが先進的だからとかiTunesストアで一儲けできそうだから、なんて「理論的」な考えに基づいた話じゃなくて、iPhone/iPadというデバイスが魅力的だから、その上で自分で作ったアプリを走らせたくて仕方がないから、というもっと直感的・感情的な、言い換えれば「右脳からの指令」に従っただけのことである。
 iPhone や iPad が良く作りこまれているのはわかるが、おいらにとってはそれは、おもちゃ的な魅力しかない。そして、おもちゃ相手では残念ながら気持ちに火がつかない。
 この手のガジェットよりは、最近良く行く勉強会やセミナーでたまに見かける「vim 使い」の指捌きに興味がある。ま、実際には何もしないという点ではどちらも同じ程度にしか興味が無いのだが。
 これから日本のメーカーもAndroidケータイやAndroid家電を出すことになると思うが、その時に意識しておいてほしいのは、「Android を載せた」だけでたくさんの魅力的なアプリが集まるなんてことは全くの幻想で、そのデバイスそのものをユーザーや開発者にとって魅力的なものにしなければだめだ、ということ。
 それらも重要だろうが、今までにない製品を、発売前に数百万台単位で在庫に抱えられるというシステムを作り上げた apple というか、ジョブズには当分追いつけるメーカーは無いだろう。

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