土曜日, 9月 19, 2020

本:風と行く者

 別な記事を書いているときに上橋菜穂子の名前が出たので、新しいのが出てないか調べてみたら2冊出てた。これはその一冊。守り人シリーズのスピンアウト。近所の図書館に蔵書があったので、予約を入れた翌日には借りられた。

 守り人シリーズ本編が終わってから一年半後から物語が始まって、途中20年前の話がかなり入って、また戻ってくる。カバーの内側に「ジグロの忘れ形見かもしれぬ、この娘を守って」とあるので、おや?と思ったが、考えてみればジグロは流しの用心棒みたいな仕事もしていて常にバルサと一緒だったわけでも無いんだから、きっとモテたんだろうなぁとも思う。

 期待にたがわぬ内容で普通に面白かった。いや、夜に読み始めて明け方まで一気読みして、さらに何度か読み直したくなるぐらい面白かった。 

 あと、子供向けのハードカバーは字も大きめだし行間も余裕があって、老眼がきつくなってきた目にも優しい (笑

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