先週、羊蹄山の山頂を目指したにもかかわらず途中で折り返してしまったので、トレーニングのために藻岩山を登った。
服装は野球帽、汗を発散するタイプのTシャツ、長めのこれまた汗を発散タイプの少し長めの短パン、靴下、ランニングシューズ(GEL-1060)。帽子から靴下まではパンツまでユニクロ。LLBean の小さなリュックの中には替えの下着、靴下、タオル、ズボン。VAAM ウオーター2本。日焼け止めは出発前に塗り、荷物には入れなかった。夕方になる前に山を下りるつもりなので虫除けは塗らず。軍手もなし。カメラを忘れたのは大失敗。
朝は9時前に起きたのだが、出発はなんだかんだで 13:54、スキー場の登山口を徒歩で目指す。天気は晴れ、さして暑くもなく、半袖でも寒くはなく、風もなし。途中、藻岩山が綺麗に見える。あの山頂を目指すのだ。カメラを忘れたのが悔しい。途中少し走って登山口に続く坂の下まで 32分。
やけに虫の多い住宅街脇の坂を登山口まで登って 9分。
登山道に入ってしまうとほとんど虫はいない。今日は防虫スプレーを塗ってきていないので少々安心。登山道は土埃が舞うでもなく、ズルズルでもなくよい按配。緑は濃いがむせ返るほどではない。今日は足も軽く息もそれほどあがらず快調に登る。途中見晴らしのよい場所がいくつかある。カメラ...。木々の中を抜けスキー場が見下ろせる、開けたところまで 38分。
ここから急に傾斜がきつくなる。膝に無理をさせないようゆっくり登っていると、汗だくで走って登っていく人に追い越される。傾斜が戻るとまた木々の中に入り防衛庁の施設と放送局の送信所を越えロープウェイ山頂駅へ。ここまで10分。ここで一本目のVAAM ウォーターが終わり。
ここからロープウェイで降りるつもりだったのだが足に特に痛みも無く、天気も最高、時間にも余裕があったので、山頂まで行くことにする。山頂駅では三分ほど休む。山頂までは以前は夏場でもリフトが動いていたのだが、いまはバスでいくらしい。リフト脇を登って山頂の展望台まで8分。
展望台でコース図を見ると、ロープウェイの麓駅と慈啓会病院登山口はそれほど離れていない。天気も体調も時間も余裕があるので、慈啓会病院の登山口まで歩いて降りることにする。展望台では5分ほど休んだ。
展望台から、登ってきたのとは反対の登山道を進む。いつも思うのだが、こちらの登山道はハイキング感覚の人の割合が多い気がする。スキー場からきても慈啓会病院から来ても難易度はそれほど変わらない気がするのだが。このあたりから右膝に違和感、右のかかとが曲げるたびにパキパキいいだす。慈啓会病院に降りる分岐まで 1Kmを18分。
個人的には分岐からの下りは少々きついと思う。地面がぬれているとかなり危ない。今日も一度、崖沿いですべってちょっとヒヤリとした。くだりがきついので膝もキツイ。右だけではなく、左にもすこし違和感。右ひざは右のかかとが曲がらないので、そのせいで無理をしている気にもする。慈啓会病院登山口まで1.8Km を 24分。このタイムは速くはないが、そう遅くも無い。登山口脇のトイレで家をでてから初めての小便。かなり持った。
バス通りのバス停までゆっくり歩いて8分。時刻は 16:26、次のバスは 16:35。バスでロープウェイ前までいってそこから歩いて市電に乗り換える予定なのだが、バス停の数で二つか三つなら歩いていこと路線図を調べるが路線が見つからない。「地崎バラ園」。路線番号で調べても無い。良く見ると「慈恵会前」は路線図にある。バス停の名前が間違ってるのか?「慈恵会前」から「ロープウェイ前」はバス停で二つ。歩いてもバスを待つ間に着きそうなので歩くことにする。
歩き出すと体が軽い。Tシャツを汗に濡らしてランニングしている人と何人かすれ違ううちに、自分も走り出す。登山口まで歩いたときより体が軽い。下り道のせいもありロープウェイ前までほとんど走る。ここまで9分。
走りながら考える。この天気のよい日に、車でドライブにも行かず、バイクでツーリングに行くわけでも林道に行くわけでもなく、車庫で車やバイクをいじるわけでも、昼酒を飲むわけでもなく、部屋でゴロゴロするわけでもなく、近所の山に登って降りてその上走っている。
おかしい。30歳ぐらいまでの自分からは到底想像できない。絶対おかしい。
ここからは歩いて市電の停留所へ。数分で着いたと思うが、つくと同時に電車が来て、時間を測るのを失念。何年かぶりに市電に乗ったが、最近の市電はインバーター式。京急ほど細かくは無いが音を奏でる。一両編成なので車内全体が見回せ、客層も地下鉄とは違ってなかなか面白い。
終点の西四丁目で降りたあとは、走って札幌駅北にあるスポーツクラブへ。人汗流したあとは東急の大・大阪展に行ってイカ焼・地ビール・豚饅を食べてから家に帰る。
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首の後ろが日に焼けてちょっとヒリヒリするのと右目の上を虫に刺されたこと、右足の踝に違和感というか軽い痛みがある。両足とも靴擦れはなし。いまのところそれ以外はなんとも無いが、果たして明日以降はどうなるか。
羊蹄山山頂を目指すには、相当トレーニングが必要だ。
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