「国家の罠」があんまり面白かったので、同じ著者の「獄中記」を図書館で借りてきた。が、途中で挫折 (^^;
内容は、拘置所に収監されていたときの日記的なメモと弁護士への手紙や、その他外の人たちへのメッセージ。大半は弁護士への手紙なのだが、この内容が実に青い。
よく、ブログに「こいつは青いなぁー」というのがあるが、著者の考えも実に青い。ただ、その青さも筋金入りで、同じ容疑で逮捕された著者を含む4人のうち3人は検察の主張を認め、執行猶予の有罪判決を受け社会復帰しているのに、一人だけ罪を認めず512日間も拘留されたうえ、2審が控訴棄却、最高裁に上告し未だ係争中である。一審で上告しなければ、とうに執行猶予期間も終わっているのに。
東大やモスクワ大学で講師までやった人が、弁護士向けに書いた手紙の内容は難解すぎてついていけない。暇があれば時間をかけて最後まで読みたい気もするが、仕事もしていない割りに色々と忙しく、今回は挫折。
ただ、
また、空いた時間は勉強・研究に費やし、収監中に ノートにして62冊、400字詰め原稿用紙 5200枚分の記録を残したとは恐れ入る。途中腱鞘炎にもなったそうだ。
オイラはここ一年ばかり毎日が日曜日の生活を送っているのだが、雑事や娯楽に追われて(?)さっぱり勉強が進まないというのに...。いや、独房暮らしなら、娯楽や雑事から切り離されて勉強が進むかも??
0 件のコメント:
コメントを投稿