結果は、なかなか調子がよい。蛍光灯のヒモを引くと、一瞬「ジッ」と音がしたあと、すぐに一発で明るくなる。ストップウォッチで測ったわけではないが 1秒はかかっていない。「チックタック」の「チックタ」ぐらいで点く。点けたり消したりを頻繁に繰り返しても寿命にほとんど影響がないというのだから、遠慮なく点けたり消したり出来る。精神衛生上、はなはだよろしい。
蛍光灯の点滅寿命が30倍ということは、60min / 30 = 2min 、一回の点滅で減る寿命が 1時間から 2分になる。もっとも点滅寿命が延びたかどうかは現実問題として確認できない。
仮に一日3回20分ずつ使うとして計算してみと、
- 点灯時間が 365時間(365日×20分×3回)
- 点滅で減る寿命が
- 普通の点灯管を使う場合、1095時間(365日×1時間×3回)
- デジタル点灯管を使う場合、36.5時間(365日×1時間×3回÷30)
居間で使っているメロウZ PRIDEの寿命は 12,000時間。普通の点灯管で 5-6年、デジタル点灯管プロだと 10年以上。
5年と10年では倍の違いだが、そんな先まで覚えているとも思えない。流し台の照明なので1日20分×3としたが、居間の照明は一日の点灯時間が長くなるので、差はもっと少なくなる。
なにより、30W の直管の蛍光灯の値段は 500円かそこら。そしてデジタル点灯管プロの家電量販店での価格は1000円弱。蛍光灯が2本近く買えてしまう。これでは蛍光灯の寿命を延ばすことにより生じるコスト的メリットが出るのは 十数年目以降で、額にして蛍光灯1本・1年あたり100円まで行きそうに無い。
--- 続く ---
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