日曜日, 4月 06, 2008

酒米:雄町

 今日買ってきた「風の森」、この味で精米歩合 80%というのがどうしても納得いかなくて調べてみたら、使っている酒米「雄町」に一癖あった。

大粒で心白が大きく軟質で、昭和初期には品評会で上位入賞するには雄町米で醸した吟醸酒でなければ不可能とまで言われた。

 なるほど、精米歩合が80%でもこんな味になるわけだ。

丈が1.8mと他品種に比べて高いため台風に弱く、病虫害にも弱かったため、栽培に手間がかかり難しいため次第に生産量が減少。雄町を改良した品種である山田錦に取って代わられた。


 もしかして、「夏子の酒」に出てきた幻の酒米?

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