水曜日, 5月 28, 2008

[映画]築地魚河岸三代目

 試写会のハガキが届いたのが前の日の午後。タダで映画を見せてもらって文句をいっちゃ悪いけど、もうちょっと早くなりませんか? STV さん。

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 STV ホールは CM フェスティバルで一度来たことがあるが、映画ははじめて。18:00 開場で 18:10 に着いたが、すでに9割方の入り。前回、席が前過ぎて首が痛くなったので、スクリーンを少し見下ろす位置の席へ。
 幕が上がると、スクリーンが小さい!!!。いや、これが普通なのかもしれないが、ユナイッテドシネマサッポロよりは小さい。一番前のシートとスクリーンの間も結構離れている。もっと前に座れば良かった...。

 開演の 18:30 に女性アナウンサーが出てきて映画の紹介をしたのだが、少々長めの説明を何も見ずにスラスラと。今までの試写会ではクリップボードなどを見ながら話すことが多かったのだが、今回はそんなものはなし。映画の紹介だけで協賛の紹介とかは無かったが、それにしてもお見事。少々モデル立ちのところが気になったが。

 映画の原作のマンガは時々立ち読みしているので、キャスティングがイメージに合うか少々心配だった。何せ原作は劇画調ではなく、普通のマンガ。特に俊太郎役の大沢たかおは「ミッドナイト・イーグル」のイメージが残っていたので心配したのだが、さすがに役者さん。今回はスーツの似合うサラリーマンになりきり。他の配役もマンガそのままとは行かないが、上手く特徴をつかんでいる。

 で、お話だが...、オリジナルなエピソードが二つぐらいとマンガのエピソードをいくつかアレンジして一つの物語にしている。全体的にはトラさん、釣りバカの次を狙う路線とでも言えばよいだろうか。涙と笑い、義理と人情。スーさん役の三國連太郎が 85歳だから松竹も次のシリーズが欲しいのだろう。
 物語は主人公が仲卸の3代目になったところで終わる。よほどこけなければシリーズ化されるだろう。

 原作にない伏線もあり、2時間弱、退屈はしなかった。

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 映画が終わって STV ホールを出て地下鉄の駅に向かう途中、やたら若い女性が多いことに気づく。そっか、そっちの客層を狙ったのか。それで主役がいい男なんだ。

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