月曜日, 9月 24, 2007

究極超人あ〜る 1 (小学館文庫版)

 この間の送別会でふと思い出したので買ってきた。以前古本屋で単行本を探したことがあったのだが見つからず、今回は最初から諦めて新品の文庫版を本屋で購入。

 考えてみると、ゆうきまさみは「機動警察パトレイバー」と「じゃじゃ馬グルーミン★UP!」は単行本を全部そろえてある。「鉄腕バーディー」はサンデー増刊のころの連載の分厚い奴を2冊持っている。初期短編集も確か一冊持っている。だが、あ〜るだけは一冊もない。
 妙に記憶には残っているのだが、単行本は一冊も買った覚えがない。どこかの喫茶店か食堂にそろっていた記憶も無い。時期的にはリアルタイムに連載を立ち読みしていた可能性が高いが、それだけでこんなに覚えているものだろうか?

 さて、開いてみると読む前に驚いた。紙がいい。全編そのままカラー印刷できるぐらい。印刷もいい。かなり細かいトーンもドットがはっきり見える。昔の漫画文庫といえば、単行本をそのまま文庫サイズに小さくしたような、表面の粗い紙にそれなりの印刷だったのだが...。

 して、その内容は。期待にたがわず中身の無いおき楽な漫画。微妙に先行きが読め、微妙に外し、微妙にネタ元がわかる。昔面白かった漫画をだいぶ時間がたってから読み直すと意外と期待はずれのことが多いのだが、それが全く無い。
 最近のマンガのキャラのネタ元はこの人か?という楽しみまで追加されている。

 全巻一気にそろえようという気にもならない。おき楽にそろえよう。



 

 

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