火曜日, 7月 07, 2009

本:TOKYO WAR


 オイラは、押井守ファンでパトレーバーファンでもあるので、押井守の書いたパトレーバーの本があるというので図書館で借りてきた。

 内容は「機動警察パトレイバー 2 the Movie」を押井守がノベライズしたもの。最初の方は映画の内容をずいぶんと細かくトレースしていたのだが、中盤あたりか押井節全開。なんだけど、押井節は文章にするとちょっとくどい。ついていけないノリも出てくる。映画で見たデジャブで頭が混乱する。

 なんとか最後まで読みきったけど、押井守の小説はもういいかな。

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 あと、終盤の戦闘シーンで「太田の一号機が、」などという間抜けな誤字がある(pp.341)。2冊になっていた文庫本を加筆・修正してこんな間抜けな誤字がのこるんだもんなぁ。すっかり興ざめ。編集者は仕事でやってるだけなんだろう。

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 救いは、行間が広くて文字の密度が薄く、厚さの割には読むのに時間がかからなかったこと。3-4時間で読めた。これ以上長かったら途中で挫折していたかも。

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