技術評論社が毎回送ってくれる「電脳会議」で紹介されていて、サブタイトルの「直感のワナを味方に変える行動経済学7つのフレームワーク」が、リーマンショックで大損したオイラの心に突き刺さった。
なので図書館で借りてきた (^^;
「行動経済学」の本を読むのは初めてのはずなのだが、中身は七割方聞いたことのある話。割引率の話は橘玲の本に何度も出てくるし、それ以外も谷岡一郎の本や株・FX の本で読んだような話が多い。それでもキチンと整理されたモノを読むと、新たな発見というか復習になる (^^;
紹介のための例がすべてビジネスシーンなので、NHK の「出社が楽しい経済学」を思い出して、なんだか楽しくなってくる。落ちのある話がほとんど無いのは残念なところだが。
# 難をいうと、書いた人は相当頭の良い人らしく、読んでいていて意味の理解できない例が出てきたりする。110ページに出てくる保守システムの話、普通に考えると中国側が独自に開発してしまっては、商売にならないんじゃないですか?
内容は軽めの新書レベルで読むのにあまり時間もかからないので、行動経済学が初めてとか、その手の本をしばらく遠ざかっている人にお勧め。
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