土曜日, 9月 01, 2007

年代モノ × 3


 写真に写っているのは、
  ・ディスプレイ PIONEER SD-P43EX2(10年落ちのリアプロ)
  ・LD プレーヤー LVD-700(右上の黒い奴、20年近く前に購入)
  ・中の映像はラリー・コリエル+山下和仁「ヴィバルディの四季」演奏は 1984/8/31

 リアプロは母親が、テレビをプラズマに入れ替えたので、そのお下がり。いまのテレビと比べると見る影も無いが、部屋を暗くして映画を見る分には充分。ちょっとでかすぎるのが難点だが、支出は運送屋に払った一万円だけ。

 LD プレーヤーは20年近く前、安い給料の中からボーナスをはたいて購入。両面自動再生はできないが、静止画はデジタル処理。中のベルトが一本滑っていて、再生ボタン一発で絵が出ればラッキーな状態。

 ラリー・コリエル+山下和仁の四季はお気に入りの一枚。Paco de Lucía (パコ・デ・ルシア)が「天才」なら、山下和仁は「鬼才」。記憶に間違いが無ければ、コレを聞きたさに LD プレーヤーを買ったようなもの。

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 LD プレーヤーは置く場所が無く、何年も前から使っていなかったのだが、リアプロが手に入ったので、それにあわせて引っ張り出してきた。ベルトが滑ってまともにローディングしなかったので、開けて外して拭いて、10回に3回ぐらいは動くようになった。メーカーにメールで問い合わせたが、もうメーカーからベルトの入手は不可。教えてもらった型番で検索すると、海外には代替品を扱っている店がある模様。だけど、21.67€ 、ざっと 3,500円?、送料を入れると 5,000円ぐらいか?おまけに英語圏ではない。仕事場でトラ技の広告を探してみよう。

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 何年かぶりで LD を再生すると、寝るのも忘れて聞き入ってしまう。展覧会の絵ほど凄みはないが、その分気楽に聞ける。いや、それほど気楽でもないが。ちなみに LD は廃盤、DVD 化はされていないが、音だけは CD になっている

 手元には火の鳥が入っていない展覧会の絵の CD があるが、それはもう廃盤らしい。アマゾンのレビューによれば、火の鳥も絶品の模様。火の鳥聞きたさにもう一枚買おうか。いや、先に買うならアランフェス協奏曲だよな、やっぱり。

 あと、他人の畑で仕事をしたラリーコリエルにも拍手。山下和仁の隣でクラッシックなんてやってるからあらが目立ってしまうけど、わかってて挑戦しているんだろう。

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 絵を見ていて気づいたが、ずいぶんとあたりが柔らかい。リアプロが古いのでフォーカスが甘いのかとも思ったがそうでもない。しかし DVD でイノセンス見たときより明らかにあたりが柔らかいというかギスギスしていない。調べてみると LD は NTSC の映像信号をアナログのまま一切圧縮せずに記録しているそうなリアプロも確か電子管(CRT)式で最近のものと違いデジタル処理が入っていないはず。要は入り口から出口まで、絵に関しては全部アナログ。んー、やっぱりアナログもいいよなぁ。

 
 

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