今まで、TV のスピーカーが壊れていたせいもあって TV も DVD プレーヤーも HDD レコーダーも、すべて AV アンプ(ONKYO TX-SA601)を通して外部スピーカー(BOSE AM5-Ⅲ)で聞いていた。
人生短いから、出来るだけたくさん少しでもいい音を聞きたい、というのどこかで読んで、おお、自分でもそうしようと思い実践していたところもある。
しかし、テレビのスピーカーからキチンと音が出るようになると考えが変わった。ニュースやバラエティを見るのにアンプを熱くするする必要も無い。アンプの置き場所が悪く、廃熱が悪いせいかアンプがやたらと熱を持つ。そのせいかどうかわからないが、最近システムから出る音がヘタってきた気がする。BOSE のスピーカーは大丈夫だと思うが、民生品のアンプを熱のこもるところで使っていてはそう長く持つまい。
それなりに金をかけたオーディオはそれなりのコンテンツにここぞというところで頑張ってもらわなくては意味がない。
アンプを交換し、通気の良いところにレイアウトを変える手もあるが、現在 AV アンプは HDMI 対応の第一世代。できれば第二世代の型落ちを買いたいところ。もう少し今のアンプに頑張ってもらわなくてはならない。
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ということで、テレビの外部入力に AV セレクターを追加して、AV アンプ抜きで DVD や HDD レコーダーを見られるようにすることにした。
今使っているテレビは 10年前に買ったテレビで外部入力は二つ。そのうち一つは AV アンプのモニター出力につなぎ、もう一つには、今、HDD レコーダーの一台を直結しているが、この二つ目の外部入力に AV セレクターを接続して、そこから3台ある HDD レコーダーを切り替えることにした(DVD プレーヤー DV-600AV は外部出力が1系統しかないのでこれは AV アンプに接続)。
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事前に yodobashi.com でSONY の SB-V40S にあたりを付け、仕事帰りにヨドバシカメラマルチメディア札幌へ。2階フロア-にエスカレータで上がると、AQUOS と VIERA(プラズマ)の65インチが並んでおいてある。凄いね。どちらも同じ桑田佳祐のライブを流していたが凄く綺麗。プラズマの方が背景の黒いところが少し白く浮いていたが、これは動きの速い映像で相殺されるのだろう。液晶の視野角も広くプラズマと同等。フルハイが207万画素しかないというのがちょっと意外。デジカメなら携帯並みの解像度なんですけど。
いずれにしても100万円ちょっと切れるぐらいのお値段では買う気にならない。ただ、ポイント還元10%が10万円弱になるのは驚いた。当たり前のことなのに。
ひさしぶりなのでテレビのフロア-を見て歩く。目立つところにあるテレビは色がずいぶん良くなった。目立たないところにある機種はまだ色のパッとしないのが結構合ったが、ようやく中級機までブラウン管に負けない色になった感じ。もう少しで廉価版の色もブラウン管に勝てるだろう。それまで薄型テレビはお預け。
しかしこうなってくると SED も有機 EL も FED も楽じゃないぞ。
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広い店内を歩き回って、ようやくお目当ての AV セレクターの売り場へ。ケーブル売り場の端、アクセサリーの並ぶ片隅にあった。お目当ての SB-V40S は直ぐ見つかったが、他にも色々あるので見ていると違うメーカーのほぼ同じ機能(4入力のうち一つだけ前面についている)の製品が半額以下(3980->1780)で売っている。朝日電器株式会社製 ASL-401S。
半額以下は安すぎる。メーカーも聞いた記憶がない。が、中身はただのスイッチ。端子はどちらも金メッキなし。いっかなソニーといえどもこんな単純な製品に2倍以上の付加価値はつけられまい。
ということで当初予定の半値以下で AV セレクター購入。S-VIDEOケーブル1m(これまた富士パーツという聞いたことの無いメーカー製、ブランド品(?)より3割方安かった)と半端モノのスピーカーケーブル(JBL JSC-500:1m/504円の品が 1.8mで 504円。ほんとに半端)。合計 2,880円。ポイントで全額支払。ちなみにポイントの残りは4,000円。
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前にこの店に来た時は、閉店30分前から大音量で「蛍の光」を流していたのだが、今回は閉店10分前に店を出るも閉店のメッセージは一切聞かず。おかげで時間を忘れて買い物をしてしまった。
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家に戻ると飯も食わずに配線開始、30分ほどで DVD レコーダ2台の接続がとりあえず完了。
タモリ倶楽部や所さんの目がテンを見るには、TV のスピーカーで充分だ、やっぱり。
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